こんにちは! ユナです。我が家にかわいいハムちゃんがやってきました〜!

ジャンガリアン(ノーマル)の女の子。夏にお迎えしたので「小夏」と命名しました。

私もハムスターを飼いたいんだけど、ハムスターが懐いてくれるのかが心配だよ~。

ハムスターが手のひらでくつろいでくれたら嬉しいよね!
懐いてもらうためには、お迎えしてから1週間の触れあい方が重要なんだよ。

そうなんだ!でもどう接したらいいの??ハムスター初心者の私にできるかな?

難しいことはないから初心者でも大丈夫!この記事で具体的なお世話の方法を解説するよ。
それにハムスターを人間に慣れさせておくことで健康チェックができるようになったり、病院にも連れて行きやすくなったりと、いいことづくしだから是非実践してみてね!
ハムスターのお迎え
事前に飼育環境を整えておく
ハムスターをお迎えする日までに、ケージなどの飼育セットはあらかじめ用意しておきましょう。一式揃えると荷物にもなりますし、事前にケージのセッティングまで終えていた方がお迎えがスムーズになります。
お迎え準備についてはこちらを参考にしてください。


ペットショップでハムスターを購入し、自宅へ
私はペットショップでハムスターを購入しました。ジャンガリアン(ノーマル)のオスにしようと決めてお店へ行きましたが、顔などよく見ているうちにメスのジャンガリアンですごくかわいい子が…!
店頭では生後1ヶ月くらいの、いかにも「赤ちゃん!」なハムスターが多くいる中、その子はもう生後2ヶ月ほどで、外見からしてかなり成長しているように見えました。
店員さんにお願いしてそのケージ内に手を入れてみたところ、寄ってきて指先をペロペロしてくれたのが可愛くて、その子に決めました!

ハムスターを選ぶときは健康状態もある程度見ておくといいですよ。
店員さんもお尻など確認してくれていました。
購入するハムスターはお店にて小さな箱に入れられるのですが、できれば床材も少し一緒に入れてもらうといいです。ハムスターが安心しやすいです。
あと、お店でハムスターが食べているペレットの商品名も聞いて、しばらくはそのペレットを与えることをオススメします。急にご飯が変わると食べなくなってしまうこともありますので。
手続きの際は店員さんから少し説明を受け、「動物購入契約書」にサインしました。
実際の契約書です↓

簡単に言えば「責任を持ってお世話していきます」という誓いのようなものですね。裏面には飼育に関する詳しい注意点などが書かれています。

形式はお店に寄って異なるかもしれませんが、しっかり読んで覚悟を持って命を預かりましょうね!
そして購入後はなるべく寄り道などせずに自宅へ直帰しましょう!
ちなみに、ハムスターをお迎えする方法は他にもあります。保護されたハムスターの里親になったり、知人から譲り受けたり…ペットショップ以外にも選択肢がありますので、ハムスターをお迎えしたい方はアンテナを張っておくといいですよ。
その後、車の中であらかじめ用意しておいたキャリーケースにハムスターを移し、1時間ほどで自宅へ。その間ハムちゃんは寝ていましたが、なるべく揺れないように気をつけていました。そして家に着くまでの間に名前を決めました♫
キャリーケースはこんな感じのもの。



お迎え初日
そっとしておく
自宅へ連れ帰った初日はとにかく「そっとしておきましょう」!!
私は夕方に家に着いて体重だけ測ったあと、ペレットと水を事前にセットしたケージに入ってもらい、その日はあまりケージを覗き込んだりせず、とにかくそっとしておきました。遠目で静かに見守るような感じです。
お迎えしたのが午前中〜昼間ならば、夜寝る前にお水やご飯を取り替えてあげてくださいね。
初日に撮影した写真↓

もうすでに39gありました…標準体重くらいですね。
温度と湿度の管理は24時間
命を守るため、空調管理は適切に!
だいたい室温20~25℃、湿度40~60%を維持できるように空調を整えましょう。(個人的に20℃は低い気がしますので、22~23℃くらいがちょうどいいかなと思います。)
うちにやってきたのは8月末で、まだ暑い日が続いていました。エアコンは基本的に付けっぱなしです。温湿度計でちゃんと把握して細かく調節もします。湿度が高ければ除湿機も使用しましょう。
こちらの温湿度計はケージ内に設置できてコードレスなのでオススメですよ↓
GEX エキゾテラ コードレスデジタル温湿度計



ケージにブランケットを掛ける
周りが騒がしかったり明るかったりするとストレスになってしまいそうなので、少しでも落ち着けるようにケージの上にブランケットをかけておきました。(使用しているケージは上に通気口があるのでそこは開けてあります!)
夜の部屋の明かりの影響も少なくなっていい感じ。冬でしたら毛布を掛けると防寒対策にもなります。

2日目〜7日目
最低限のお世話だけ
それから1週間ほどはあまり触ったりせず、餌やり・水替え・汚れた床材や砂の交換など最低限のお世話だけにしておきます。
この時の注意点としては、ケージに手を入れる前にハムスターに声をかけて飼い主に気づかせること。
いきなりケージの中に手を入れてガサガサしてしまうと、ハムスターがびっくりして警戒してしまいます。場合によっては「ジジッ」と威嚇したり、噛み付いてしまうこともあります。
飼い主がいることに気づかせてから、ゆっくりとした動作で、なるべく大きな音を立てずに、掃除などを行いましょう。
毎日のお世話についてはこちらの記事にも書いていますので、ご参考にしてください。
なるべく静かな環境にする
ハムスターは臆病ですし、嗅覚と聴覚は敏感です(視力は良くないと言われています)。そのためケージの近くでは掃除機やドライヤーなど大きな音も極力出さないようにしました。私はピアノが趣味なのですが1週間は我慢しました。
手からごはんをあげる
飼い主の匂いと声を覚えてもらうため、キャベツや人参など野菜は少量を毎日手からあげるようにしました。よく話しかけながらやってみましょう♪
「この人からおいしいものがもらえる!」と認識してもらうことが仲良くなる第一歩ですね。

最初は上の写真のように指先からあげますが、手渡しでおやつをあげることに慣れてきたら、次は手のひらの上でおやつを食べてもらうように誘導して、だんだん人間との触れあいに慣れさせていきます。
ポイントは、ハムスターのほうから自主的に来てくれるのを待つことです。この時も声をかけてあげながら、飼い主のことを覚えてもらいましょう。
- 指先からごはんを渡してあげる
- 指先の腹の部分にごはんを乗っけて食べてもらう
- 指の第一関節あたりにごはんを乗っけて食べに来てもらうのを待つ
- 指の第二関節あたりにごはんを乗っけて食べに来てもらうのを待つ
- 指の付け根~手のひら部分にごはんを乗っけて食べに来てもらうのを待つ
※なかなか取りに来てくれないなら一つ前のステップに戻りましょう。

無理矢理ハムスターをつかむようなことはしないでね!
1日で手のひらに乗るようになることはほぼないです。慣れてくれるまでゆっくりと時間・日にちをかけましょう。
お迎え1週間以降
最初の大掃除
1週間ほど経ったらケージの大掃除です。ハムスターの様子を見ながら、まだ落ち着いていないようであれば2週間後など、もう少し日数がたってからでもいいと思います。
ここで最初の難関。掃除の際、ハムスターをキャリーケースなどに避難させる必要があります。でもこの頃はすんなり手に乗ってくれることは少ないかもしれません。
対策としては以下の2つ。
- おやつなどで気をひかせて手のひらに乗ってもらい外に出してあげる
- ケージ内にハムスターが入れる大きさの容器(砂風呂の容器・マグカップ・ティッシュの空箱など)を入れて、そこにハムスターが入ってきたら容器ごと外に出す
大事なのは、ハムスターが驚かないよう、ゆっくりと落ち着いた動きで避難させることです。もし噛まれても驚いて振り払ったりしないようにしましょう。噛まれるのが怖ければ軍手をするなど工夫してください。
それから、ケージの掃除後は汚れていない部分の床材を3分の1ほど残して再利用しましょう。ハムスターは自分の匂いが残っていた方が安心します。これは初回だけでなく大掃除の際は毎回、3分の1くらい再利用しています。
大掃除が終わったらハムスターをケージに戻してあげて、慣れるまでしばらくそっとしておいてあげましょう。
大掃除の方法はこちらで解説しています。
少しずつ触れ合いの時間をつくる
ケージの大掃除という難関をクリアできたら、少しずつケージの外での触れあいの時間を長くしてみましょう。まだ手のひらに乗ってきてもらえない場合は、前述した方法で徐々にステップアップを目指しましょう。
あまり長時間遊ぶとハムスターが疲れてしまうので、なるべく短時間にしておきます。小夏はだいぶ慣れてきましたが、それでも外で遊ぶのは長くても30分ほどです。(ゴールデンハムスターの場合はもう少し長くてもいいのかもしれません)
そのうちおやつがなくても手のひらに乗ってきてくれるようになったり、寝てくれるようになったりします。性格もあるので全てのハムスターがそうなるとは言えませんが、少なくともそんなに警戒はされなくなるのではないかと思います。

ケージの外に出すときは、落下防止や脱走防止のため、床から近い低い位置で抱っこしたりサークルを活用するなどして、安全を確保してくださいね。


まとめ
私が実践したハムスターとの最初の1週間のお世話方法を簡潔にまとめます。
- 事前にケージなど飼育用品を準備して環境を整えておく
- 健康状態を確認してハムスターを購入(または譲り受ける)
- 寄り道せずに自宅へ帰る
- 適切な室温(20~25℃)と湿度(40~60%)の環境を整える
- ごはんと新鮮なお水を用意しておく
- ハムスターをケージに入れ、それ以上は構わずそっとしておく
- できればケージにブランケットを掛けておく
- 最低限のお世話だけ行う(ごはん、水の交換、トイレなどの砂の掃除、汚れた部分の床材の取り替えなど)
- 大きな音を立てず、なるべく静かな環境にしておく
- 話しかけながら、手からごはんをあげる(慣れてきたら徐々に手のひらの上に誘導する)
- ケージの大掃除を試みる(無理そうなら2週間後)
- 少しずつ触れあいの時間を長くしていく
家に来たばっかりの頃は特にハムスターのことが気になってしょうがないですが、ハムスターに落ち着ける場所だと認識してもらい、焦らず徐々に信頼関係を築いて仲良くなっていきましょう。

抵抗なく触れあえるようになったら、ハムスターの健康チェックをラクにできるようになります。健康チェックの方法はこちらで解説していますのでご参考にしてください。
少しでも参考になれば嬉しいです!
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