ハムスターケージの大掃除のやり方

ケージ 記事一覧「ハムスターの飼い方」
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Hello! ユナです。

今回はケージの大掃除方法をご紹介します!

私は週に1度、ケージ丸ごと掃除しています。

ハムスターは自分の匂いがついている方が安心するので掃除のしすぎは良くありませんが、病気予防のために1〜2週間に1度、最低でも月に1〜2度は大掃除をお勧めします。

所要時間は私の場合(1ケージ)40〜50分です。

必要なもの

  • 新聞紙2〜3枚
  • ゴミ袋(大1枚)
  • ポリ袋(大1枚)
  • キッチンペーパー
  • トイレの砂
  • お風呂の砂
  • 新しい床材
  • ハムスターの待機場所(サークルやキャリーなど)
  • (必要なら)マスク、手袋、タオルなど

※午後〜夕方にハムスターが起きてきたタイミングでお掃除開始です!

手順1:準備する

上記のものを用意し、必要ならマスクを着けます。

サークルを広げ、毛布やおもちゃを入れておきます。脱走対策はお忘れなく!

キャリーでハムスターを待機させる場合は、ケージ内の床材をキャリーに移しておきましょう。

サークル
小夏は毛布もいれておくと安心するみたいです。(実際はもっと広げています)

ケージ近くに新聞紙を広げ、ゴミ袋も口を開けておきましょう。

(冬のみ)ケージにかぶせている電気毛布は電源を切り、コードを外して床に広げておきます。

ハムスターをケージから外へ出し、サークル内(またはキャリー)に移動させます。

このとき少しおやつをあげたりします。(そうするとおやつを食べながら落ち着いてイイ子で待っていてくれたりします^^)

キャリーではなくサークルで待機してもらう場合、必ず目の届く範囲で作業し、脱走などに注意しましょう。

私はほとんどサークルで待機させていて、たいていは毛布の中で寝ていてくれます。

ですがハムスターがあまりにも出たがっていたりせわしなく動き回ったりして落ち着きがなさそうな時はキャリーに移動させています。

手順2:ケージ内のものを出す

ケージの蓋を外し、中にある物や部品を新聞紙の上へ出していきます。

巣箱は木製のためティッシュなどで軽く拭いて新聞紙の上に置いておきます。

(巣箱の水洗いはしません。巣箱の汚れがひどければ新しく買い換えるようにしています。)

トイレとお風呂の砂は全てゴミ袋へ。排泄物で健康チェックも同時にしましょう。

(夏のみ)ひんやりマットは汚れを洗い流し、きれいな水に浸しておきます。

ひんやりマットについては別の記事でレビューしていますので詳しくはそちらへ。

手順3:床材を取り出し、環境のチェック

必要ならばここで手袋を装着。私は使い捨てのポリエチレン手袋を使います。

まずはケージ内から比較的きれいな(汚れていない、濡れていない)床材のみをポリ袋に入れてとっておきましょう。これは捨てずにあとで再利用します!

ケージから取り出した床材
再利用する分の床材は袋に分けておく

だいたい全体の4分の1〜3分の1くらいはとっておきます。(給水器下の床材は水滴で濡れやすいので避けるようにしています。)

残りの床材は少しずつ手にとりつつゴミ袋に入れていきます。

その後、ケージの底に貯めてあるペレットなどのご飯の残量を把握したり便の異常や出血などがないか確認します。

ケージの底
お気を悪くさせたらすみません…

ペレットなどの貯蓄量がいつもより明らかに増えた場合は、ハムスターが健康上の理由でご飯を食べられなくなっているのかもしれません。そういった異常に気づけるよう、普段からチェックしておくのが大事です。

私は食べ残しなど異常があった場合はメモしています。何かあったときにも獣医さんに説明しやすくなるのでお勧めです。

確認後、全てゴミ袋へ入れます。

廃棄するゴミ
ゴミとして捨てる分の床材

ほこりが舞うので気になる方はマスク着用して屋外で行いましょう。

手順4:洗浄・乾燥

ケージ、トイレ、お風呂、食器、ホイール、給水器、その他部品などを水できれいに洗って汚れを落とします。

ホイールの部品は水洗い厳禁のものがあるので注意!その部分は外しておきましょう。

ホイール

写真の左側のホイール本体のみ水洗いしています。

※食器用洗剤を使用する場合は特によく洗い流すようにします。

洗い終わったら新聞紙の上に置いて、

洗い終わったケージ
洗い終わった物は新聞紙の上へ

よく晴れた暖かい日ならそのまま外で天日干ししてもOK。(ですが時間がかかるので私はやっていません…)

キッチンペーパーや清潔なタオルなどを使って水分を完全に拭き取ります

水分をキッチンペーパーで拭き取る

水分が残っていると湿度が上がったりカビの原因にもなるので絶対に水滴は残しません!!

手順5:ケージをセッティング

トイレとお風呂にそれぞれ新しい砂を入れて元の配置に戻していきます。

元の場所へ戻す
拭き終わったらケージへ戻していく

その他の部品や巣箱などもケージに先にセッティングします。

夏は給水器の下にキッチンペーパーを敷き、その上にひんやりマットを設置しています。

手順6:床材を入れる

市販のペーパーマットを少しずつザルに入れて細かい粉塵をふるい落とします。

床材を振るい落とす
床材をザルに入れてふるいます。新聞紙をお忘れなく。

やらなくてもいいとは思うのですが、やってみると意外とたくさん粉塵が落ちてきます…!

(これが地味に大変なので、購入した床材1袋分まとめてふるいにかけて、ジッパー付きの袋などに小分けして入れて保管しておくとラクです。)

ふるった床材をケージの底に広げます。

床材を敷き詰める
床のスペースを床材で埋めていく

掃除前にあらかじめとっておいた床材(ハムスターの匂いがついているもの)を戻し入れます。

床材を足します
最初に取っておいた床材を敷く

また、巣箱の中にもある程度床材を入れておきます。

巣箱の入り口
ここは新しいキッチンペーパーを入れています。

巣箱の種類や配置にもよりますが、私のレイアウトの場合は巣箱周りに隙間ができてしまうので、落下の際の怪我防止のため、巣箱とケージの隙間にも床材を入れ込んでいます。

巣箱の横・裏にもキッチンペーパーを詰め詰め。

使っているルーミィのケージの形状上、どうしても隙間が空いてしまうのです…

ケージの側面が水槽のような90°直角ではなく、上に向かって広くなっていくのです…

グラスハーモニーはどうなのかなあ。

手順7:ホイールの裏側にカードを差し込む(ホイールの騒音対策)

次はホイールの騒音対策のため、ケージと部品の間にカードを差し込みます。

カードを先に壁側におさえ、その上から挟むようにジョイント(ピンクの部品)を取り付けるようにするとラクです。

ケージとホイールの隙間
白いカードをジョイントとケージの間に挟みます。

そしてケージの蓋を取り付けた後、もう一枚のカードを上側に差し込みます。

上側に黄色いカードを挟みました・

これはホイール部品とケージ側面がガタガタとぶつかってうるさくなってしまうことがあるので、カードを挟むことで隙間をなくして音が鳴らないようにしているのです。

意外と効果あったので、ホイールのガタガタ音にお悩みの方にお勧めです。

使っているカードは厚めのものでプラスチック製です。要らなくなったものを利用してます。

隙間を塞げばいいだけなので、カードがない場合は段ボールや厚紙などでもいいと思います。お試しあれ!

手順8:給水器を入れてブランケットをかける

水を入れ替えた給水器をセットして、かじり木やおもちゃなどを入れます。

ケージの上にブランケットや毛布をかけ、冬はヒーターを設置。

パネルヒーター
巣箱の下にヒーターが来るように設置
毛布をかけたケージ
ケージの上から電気毛布を掛けます。

空気の通り道は確保するよう気をつけます。

冬の寒さ対策については以下のページにまとめています。

手順9:ハムスターをケージに戻してご褒美をあげる

掃除後はハムスターも自分の匂いが消えてしまって落ち着きがなくなってしまうので、せめてもの気持ち、待っていてくれたご褒美でおやつをあげています。

野菜を食べるハムスター
乾燥野菜をもぐもぐ…

ご褒美がもらえると分かれば掃除も嫌じゃなくなるかな?と期待を込めて^ ^

小夏は掃除に慣れてきたのか、少し走り回ってからすぐ寝るようになりました。笑

最後に新聞紙やゴミなどを片付けて終了です★

飼い主さんの手洗いも忘れずに^ ^ おつかれさまでしたー!

私おすすめの床材についてはこちらをご覧ください。

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