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ハムスター飼育に必要な基本アイテム

ハムスターの飼育に必要なもの ハムスター初心者ガイド
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こんにちは!ユナです。

ハムスターを初めて飼うという初心者さんにとって、「ハムスターの飼育には何が必要なのか?」「最初にどんなものを揃えなければいけないのか?」は気になるところですよね。

そこで、「ハムスターの飼育に必ず必要になるもの」をチェックリスト形式にまとめました!そのリストにチェックを入れていくだけで、ハムスターお迎えの準備が整います。

この記事を読めば、以下の内容を知ることができます。

この記事で分かること

  • 最初に揃えておくべきハムスター飼育用品の一覧
  • 必ず必要な飼育グッズ
  • あると便利なグッズ

これで 飼育に向けた準備がスムーズに進みますよ。ぜひ参考にしてみてください。

最初に揃えるべきものチェックリスト

ハムスターを初めて飼育するとき、最初にまず揃えておくべきものをチェックリストにしてみましたので、お迎えする前の準備にお役立て下さい。 それぞれについて詳しくは後述します。

 ✔☚用意できたらチェック
   エアコン
(梅雨の時期)除湿機
(冬)ケージ用のパネルヒーターや電気毛布など
ケージを置くための台
飼育本
ケージ
回し車
給水器
食器
巣箱
トイレの容器
トイレ用の砂
砂浴びの容器
砂浴び用の砂
床材
ペレット
キャリーケース
キッチンスケール
温湿度計
かじり木

とりあえずこれだけあれば飼育を始められます!

ハムスターの飼育に必ず必要なもの

それではチェックリストにあげた飼育用品を一つずつ解説していきます。

ハムスターの飼育に必ず必要になるのは大まかに分けて3つです。

必ず必要なもの

  1. 空調管理のための家電や家具
  2. 飼育本
  3. 飼育用品

これらはハムスターが健康に、幸せに暮らしていくために重要なアイテムです。

①空調管理のための家電・家具

ハムスターにとっての最適な環境は温度20~25℃、湿度40~60%です。

ケージ内部の温度・湿度を常にこのくらいに保つための電化製品が必要です。

  • エアコン
  • ヒーター等
  • 除湿機
  • ケージを置く台

エアコン

エアコン

エアコンは必須です!!!夏も冬も、一年中付けっぱなしにしてください。

夏は扇風機だけじゃだめなの?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、扇風機だけでは不十分です。ハムスターは汗をかかないため、風が当たってもストレスになるだけです。エアコンの冷房を使用して、部屋の空気全体を冷やすようにしましょう。

扇風機を併用する場合には、風がケージに直接当たらないようにします。もちろん、エアコンの風も直接当たらないような場所にケージを置いてくださいね。

ヒーターなど

冬はケージの底に置くタイプのパネルヒーターや、ケージを覆うように掛ける電気毛布などを活用してケージ内部の温度を上げます。

パネルヒーター
ケージの下にあるのがパネルヒーター、上に掛けているのがピンクの電気毛布+白のブランケット。

除湿機

梅雨の時期や雨の日、気温が下がって湿度が上がる夜間などは除湿機を稼働させて湿度を下げます。

湿気はハムスターにとって大敵です。湿度50%前後くらいに保ちましょう。

ケージを置く台

ニトリ 折りたたみテーブル

ケージを置くための台も必要です。ケージより少し大きめのものがベストです。

ケージを床に直置きすると足音や振動が伝わってしまいますし、温度管理がしにくくなり、お世話もしづらくなります。逆に高すぎても良くありませんが、最低でも床から30cm以上は上げられるような台を用意しましょう。

ルーミィ60 毛布
この台はニトリで買ったものです。下に飼育用品を置けます。
レンジ台
もう少し高さを出したいならレンジ台やカラーボックスなどでも。

落下防止のため、制震マットや滑り止めマットなどをケージの下に敷いて対策してくださいね。

②飼育本

ハムスターの飼育本

ハムスターの飼育方法を総合的にざっと知るには書籍が適しています。

体調不良の時や調べたいことがある場合も辞書のように活用できますので、1~2冊は購入して一読し、ケージの近くに置いておきましょう。

③飼育用品

最低限必要な飼育用品はこちらです。

  • ケージ
  • 回し車
  • 給水器
  • 食器
  • 巣箱
  • トイレ(容器&砂)
  • 砂浴び(容器&砂)
  • 床材
  • ペレット
  • キャリーケース
  • キッチンスケール(はかり)
  • 温湿度計
  • かじり木

ケージ

ペットショップでも購入できますが、持って帰るのが大変なのでネットで購入すると楽です!ジャンガリアンハムスターを飼う場合は横幅が最低でも45cm以上のケージを選びましょう。

個人的には60cmのケージをオススメします。また、金網タイプのケージは怪我のリスクがあるため、水槽タイプのケージにしましょう。

ルーミィ60
ルーミィ60

回し車・給水器

回し車でくつろぐハムスター

回し車(ホイール)と給水器はケージとセットになって売られているものもありますので、そういったセット商品を選べば手間が減ります。

しかしジャンガリアンの場合、回し車のサイズが合わなかったり、使い勝手がよくなかったりするので、別で購入することをおすすめします。購入する商品はケージと同じメーカーのものを選ぶと相性がいいです。

回し車は少し余裕のある大きさのものを選んであげてください。ジャンガリアンハムスターでしたら直径17cmがオススメです。

食器

ハムスターの食器

ハムスター用のごはんを入れる食器はペットショップにも売られています。ですが100均の小皿でもいいと思います。

あまり深すぎると食べづらいですし、浅すぎてもごはんがこぼれてしまうので、ちょうど良い深さのお皿を見つけてみてください。

巣箱

のぞいて安心ハウス

ハムスターは暗くて狭い場所があると落ち着きますので巣箱は必ず用意しましょう。

木製・陶器製・プラスチック製など様々なタイプの商品がありますが、木製か陶器製で、底がない形状のものをオススメします。

巣箱の中でおしっこしてしまうこともたまにありますので、底がないほうが掃除しやすいです。屋根が開くタイプだと様子が確認しやすくてさらに良いですね。

トイレ

バスハウス

ハムスターは基本的に砂の上でおしっこをします。専用の容器にトイレ砂を入れてケージの隅に置きましょう。(ハムスターは隅っこでおしっこすることが多いため)

だいたいの商品にはお掃除用のスコップも付属しています。

トイレの砂には「固まるタイプ」と「固まらないタイプ」があります。固まった砂をハムスターが食べてしまうことがあるそうなので、私は「固まらない」タイプの砂を使っています。

トイレ砂

砂浴び

ハムスターにシャンプーやシャワーなどは不要(むしろ禁止)です。その代わりに砂浴びをして体の汚れを落とします。砂浴び用の砂は、トイレの砂よりもかなり細かくサラサラしています。

バスサンド

トイレとは別の容器を用意して、砂浴び場を作ってあげましょう。砂をホリホリ掻き出すことがよくあるため、容器はハムスターが余裕を持って入れるくらいの大きさで、砂が飛び散らないような屋根付きのものがおすすめです。

床材

KAMIYUKA

ケージの底に敷き詰める床材が必須です。

床材というとウッドチップ(おがくず)がイメージしやすいかもしれませんが、おすすめは紙製の床材です。アレルギーの心配が少なく、湿気も吸収してくれます。

ハムスター用の商品もたくさん売られていますし、キッチンペーパーをカットしたものでもいいですよ。

キッチンペーパー

ペレット

ハムスターセレクション

ハムスターの主食はペレットです。総合的な栄養素が詰まっていますので、基本的にはペレットさえ与えていれば大丈夫です。

ほどよい硬さがあるので、かじって食べることで歯が削れます。そうすることで歯の伸びすぎも防止してくれます。ジャンガリアンハムスターでしたら小粒タイプのペレットが持ちやすく食べやすいですよ。

ハムスターセレクション

キャリーケース

はむはむキャリー

ハムスターをケージから一時的に避難させたい時や移動したい時などに活躍するのがキャリーケースです。

ケージの大掃除中や病院に連れて行きたいときにハムスターを入れておけます。一つは持っておきましょう。プラスチック製で持ち手が付いているものが便利です。

キッチンスケール

キッチンスケール

キッチンスケールとは料理の時に材料の重さをはかるために使われるものですが、これがハムスターの飼育には必須です!体重測定やペレットの重さをはかるために使用します。

衛生的なことを考慮して、ハムスター専用のキッチンスケールを用意しておきましょう。デジタルで0.1g~0.01g単位で計れるものをおすすめします。

温湿度計

温湿度計

ハムスターの健康のためには適切な温度と湿度をキープすることが重要です。ケージ内の状況を正確に把握するため、ケージの内側に設置できるデジタル温湿度計を購入しましょう。

ぶら下げたり、テープで貼り付けたりできるタイプのものが売られています。ボタン電池式のものならコードがないので便利ですよ。

温湿度計

かじり木

かじり木
ラ・フランスの枝

ハムスターの歯は一生伸び続けます。毎日硬いものをかじることで歯を削る必要があります。

前述のようにペレットを食べさせることで歯の伸びすぎを予防できますが、木をかじることでも自然と歯が削れます。ハムスターにとってストレス発散にもなりますので、かじり木は常にケージの中に入れておいてあげるといいです。

かじり木

小枝タイプやかわいい木のおもちゃなど、様々な種類のかじるグッズがペットショップにも売られています。

以上のものが揃っていれば基本的なお世話は可能です。続いては、持っていたら役立つ、便利な飼育グッズをご紹介します。

あると便利な飼育用品

あると便利な飼育用品

  1. 暑さ対策、寒さ対策グッズ
  2. おもちゃ関連グッズ
  3. その他グッズ

①空調管理のためのグッズ

年中エアコンを稼働していますが、それでも猛暑や寒波の時には以下のものを使用して対策を強化しなければいけません。

【夏】

  • アルミ製のプレート
  • セラミックプレート

【冬】

  • アルミシート
  • 小さめの毛布やブランケット

夏の暑さ対策

ひんやりさを感じられる冷感グッズが役に立ちます。

  • アルミ製のプレート
  • セラミックプレート

これらをケージの中に設置しておけば、ハムスターが暑さを感じたときに涼むことができます。

アルミキューブ

冬の寒さ対策

専用のパネルヒーターをケージ下に置くことや電気毛布をケージの上から掛ける以外にも、保温機能のあるものをプラスすると暖かさを一定に保てます。

  • アルミシート

→ケージを置く台に敷くと、下からの寒気を防いでくれます。100均でも手に入ります。

パネルヒーター
ケージの下と背面にあるのがアルミシートです
  • 小さめの毛布やブランケット

→電気毛布の上に毛布を掛ければ暖気が逃げません。

電気毛布

ちなみに夏は薄めのブランケットを掛けています。周りの視線をカットしてくれるのでハムスターが落ち着きますし、夜は照明の影響を抑えてケージ内を暗くするのに役立ちます。

ブランケット

②おもちゃ関連グッズ

ハムスターをケージから出して部屋んぽさせたり触れ合うときにはこんなものがあるといいですよ。

  • サークルや衣装ケース
  • 予備の巣箱
  • スタンド付きホイール
  • ハムスターパイプ
  • トイレットペーパーやキッチンペーパーの芯

サークルや衣装ケース

市販のサークル

サークルは市販の専用サークルでも、衣装ケースなどでもいいと思います。段ボールはかじられると穴が開いて脱走してしまうことがあるので要注意です。

私は100均の材料を使って手作りもしましたが、ガムテープ部分をかじられて穴が開いたことがよくありました。高さも足りず、元気なときにはジャンプして乗り越えてしまうことも…。(ハムスターって意外と飛ぶんですよ…)

サークル
手作りサークル

折りたためるので収納には困らなかったのですが、やはりある程度高さがあり、かじることができなくて、怪我の心配がないサークルが理想です。場所に困らなければ衣装ケースが最適かもしれません。

予備の巣箱

素焼きハウス

部屋んぽ中も、暗くて狭めの隠れられる居場所を作ってあげましょう。

ケージにおいてある巣箱とは別に、部屋んぽ用の巣箱があるといいです。木製や陶器製でもいいですし、お菓子・ティッシュペーパー・マスクなどの空き箱を巣箱代わりにするのもOKです。

スタンド付きホイール

サイレントホイール

ケージ内にも回し車はありますが、部屋んぽ用にもひとつ用意しておくと運動量が増えます。

スタンド付きの回し車なら好きな場所に置けます。

ハムスターパイプ

野生のハムスターは土に穴を掘って生活しています。その習性を利用して考えられた商品がハムスターパイプです。パイプの中を通って移動できます。

ハムスターパイプ

SANKOさんからハムスターパイプを使った商品がいくつか売られていて、「ルーミィ」シリーズのケージにもつなげられるようになっています。

パイプの形は直線・R型・T字型などさまざまで、好きなように繋げて拡大できます。運動量を増やすには効果的ですが、繋げすぎるとストレスの原因になりかねないため、適度な長さのトンネルを作ってあげましょう。

砂浴び場とセットになった商品もありますよ。

トイレットペーパーやキッチンペーパーの芯

ハムスターパイプの代わりになるのがトイレットペーパーやキッチンペーパーの芯です。

ハムスターはこういう場所を通るのが好きなので、もしケージが広ければ一つ入れておいてあげるといいと思います。小夏もよくここに入って寝ていました(笑)

芯の中で寝るハムスター

体の大きさに合ったサイズのもの、かつ清潔なものを入れてあげてくださいね。

③その他グッズ

お世話するときに役に立つものはこちらです。

  • 新聞紙
  • キッチンペーパー
  • おやつ
  • 健康チェック記録帳

新聞紙

新聞紙はとてもよく使います。毎日トイレやお風呂の砂を交換するとき、砂がこぼれることは日常茶飯事です。少なからず部屋の床に砂がこぼれてしまいます。

そこで床にあらかじめ新聞紙を敷いておくと、砂がこぼれても丸めて捨てるだけです◎新聞紙がない場合はビニール袋などを活用するといいかもしれません。

ケージの大掃除の時にも活躍しますよ↓

洗い終わったケージ
洗い終わったあと

キッチンペーパー(&ペーパーホルダー)

キッチンペーパー

私は床材としてキッチンペーパーを使っているので、ハムスター用として常に常備しているのですが、食器を洗った後やケージの大掃除後の拭き取りにもキッチンペーパーが便利です。

タオルだと柔軟剤の匂いなどがハムスターに悪影響になるかもしれないなと気になって…。

大掃除の後のケージやトイレの容器などは自然乾燥でもいいのですが、ハムスターをなるべく早くケージに戻してあげたいので、水分はキッチンペーパーで完全に拭き取っています。

キッチンペーパー用のホルダーをケージ近くに設置しておくと取り出しやすくて便利ですよ。

おやつ

穀物

基本はペレットと野菜があれば食事は大丈夫なのですが、スキンシップのツールとして、たまのご褒美として、おやつをあげたいときがありますよね。

  • 穀物
  • 乾燥豆腐
  • りんご、いちご、ブルーベリー など

健康面での悪影響が少ないおやつとして一番おすすめなのは穀物です。小鳥のエサとしてよく売られていますが、ひえ・あわ・きびなどはハムスターも大好物です。

穀物

乾燥豆腐もよく食べてくれます。液体のお薬を飲ませないといけないときには乾燥豆腐にしみこませると食べてくれることが多かったので、普段から少し与えて慣れさせておくと病気の時にも役に立つかもしれません。

乾燥豆腐

フルーツには危険なものもありますので、ハムスターに与えてもいいものかどうか、確認してから与えるようにしましょう。また糖質・水分が多いため、少量にしておきましょう。

健康チェック記録帳

健康チェックシート

体重の増減の確認や食欲、ごはんのメニューなど、日々の様子を記録しておくことは病気の早期発見にも繋がるため重要です。

アプリでもいいのですが、お世話の最中にスマホを操作するのが少し煩わしかったり、病院では獣医さんに見せづらかったりするので、紙媒体で記録するほうが私には便利でした。小さいメモでもいいので、ケージ近くに置いておくと便利です。

メモ
ミニサイズのバインダー式メモ帳

ご自身なりの記録の付け方でいいと思いますが、「記録シート作るの面倒くさい!」という方のために、私が作成して実際に使っているシートを公開しております。

健康チェックシート

こちらの記事から健康チェック表を無料でダウンロードできますので参考にしてみて下さい。

まとめ

今回はハムスターの飼育に要るものについてご紹介してきました。

ハムスターの飼育に絶対必要なもの

  1. 空調管理のための家電や家具(エアコン、ヒーター、除湿機、台)
  2. 飼育本
  3. 飼育用品

ケージ、回し車、給水器、食器、巣箱、トイレ(容器&砂)、砂浴び(容器&砂)、床材、ペレット、キャリーケース、キッチンスケール、温湿度計、かじり木

あると便利なもの

  1. 空調管理のためのグッズ(寒さ・暑さ対策用品)
  2. おもちゃ関連グッズ(サークル、巣箱、ホイール、パイプ等)
  3. その他(新聞紙、キッチンペーパー、おやつ、健康チェック表)

とりあえずこれだけ揃えればハムスターのお迎えができるね!

ユナ
ユナ

それぞれの具体的な商品については次の記事で私のオススメを紹介しているよ!

ハムスターをお迎えしたら、最初の1週間の触れあい方が重要です!こちらの記事を参考に、ハムちゃんと仲良くなってくださいね。

サイト管理人
ユナ

夫と2人暮らしの動物好きな主婦。これまでにジャンガリアンハムスター4匹の飼育経験あり。ハムスターとの穏やかな暮らしや飼育に関する情報を発信中。

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