ハムスターにトイレを覚えてもらう方法

ハムスターのトイレトレーニング 記事一覧
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こちらはジャンガリアンハムスターの飼育方法をご紹介するブログです。ハムスターの個体差や性格の違いなどありますが、あなたにとって何かヒントになればうれしいです。

Hello! Coronです。

今回はハムスターのトイレトレーニングやトイレの容器・砂などについてご紹介していきます!

ハムスターはトイレを覚えられる賢い動物!

そもそもハムスターはトイレを覚えられるのか?ハムスターにしつけは必要なのか?

答えはYES!ただしおしっこに限ります。

うんちはそこらじゅうで(歩きながらでも)しちゃいますが、健康な便であれば小さくコロコロしていて匂いもあまり気になりませんので踏みつけたりしなければ大丈夫です。ケージの中であれば大体は床材の隙間に入って下に落ちていきますし。

また、ハムスターは食糞行動をする動物で、うんちを食べて栄養を再度補給しています。(そのため頬袋にうんちが入っていることもしばしば。)

なのでうんちに関しては好きなようにさせてあげてください。たまに気になれば都度取り除いてあげればOKです。

おしっこに関してのみ、トイレを覚えてもらいましょう。もちろんいつも完璧というわけではないし、ハムちゃんにもよると思いますが、基本的に綺麗好きなのでだいたいの子は決まった場所でおしっこしてくれます。

場所を覚えてもらえれば、動物病院で尿検査する際にも尿の採取が楽になります。(トイレ容器に砂を入れない状態でおしっこさせてスポイトで吸い取って提出できます。)

小夏は最初はトイレ以外でしてしまうことも多かったですが、今ではほぼトイレのみでしてくれます。おしっこしたくなったらトイレに行き、その後また巣箱に戻ります。なんて賢い子なの〜!!と微笑ましくなる親バカです。(笑)

実践したトイレトレーニングの3つの方法

小夏は最初から割とトイレでおしっこしていました!

でもトイレだけではなくて、トイレの横・お風呂・給水機の下に置いていた珪藻土タイルの上などでもすることが多かったです。

そこでこんな対策をしてみました!

①おしっこで濡れた床材をトイレ内に置いて、匂いで認識させる

ハムスターは匂いで覚えるそうなので、「おしっこで濡れた床材」や、「お風呂でおしっこしてしまった後の砂」などをトイレの容器の中に入れておきます。

「ここがトイレだよー!」「ここでおしっこするんだよー!」と伝えるのです。

そしておしっこして欲しくないところはおしっこを完全に拭き取って、なるべく匂いが残らないようにしました。(汚れた珪藻土タイルも匂いが染み付いていたので捨てました)

②良くおしっこする場所にトイレを設置する

ハムスターはケージのど真ん中でおしっこすることはほぼないと思います。するのはいつもケージの隅っこ。

なので、よくおしっこするな〜というところにトイレを配置!

巣箱やホイールなどのレイアウトはトイレを最優先にして位置を決めていました。

小夏はこの2つの取り組みでほぼトイレでするようになりました!やったー!!

…と喜んだのも束の間、

トイレ容器が齧られてボロボロになったためトイレ容器を別のものに変えてからというもの、お風呂(と、たまにトイレ)でするようになってしまいまして。おしっこの場所が2ヶ所に。ここからまた苦労しました。

しばらくはお風呂とトイレでおしっこする期間が続きました…数ヶ月くらいかな?この期間、レイアウトを試行錯誤していました。(これがあまり良くなかったかもしれませんが。)

私が使っている「ルーミィ グランスペース」は思いのほか狭くてレイアウトのバリエーションが限られてしまい、理想の配置にできなくてプチストレスでした…。「ルーミィ60」程度の広さだったらもっとスムーズだったかもしれません。

ルーミィについてはこちらをご覧ください↓

③容器を変えてみる

そして苦戦して考え続けた結果、容器をまた変えようと決意。これがうまくいきました!

それまでお風呂として使っていた容器をトイレとして使うことにして、お風呂は新しく別のものを購入しました!

お風呂の容器についてはこちらの記事をご覧ください。

SANKO「バスハウス」がお風呂だったのですが、ここでよくおしっこしてしまっていました。

それならばいっそ、これをトイレにしてしまえばいいじゃない!とひらめきました。ピカーン

でも蓋が邪魔だったので外して使用しました。

バスハウス
バスハウス
バスハウス

なぜ蓋を外したのかというと、設置場所の関係上、出入り口を自由にしたかったからです。蓋をしてしまうと横から出入りできなかったので。

ちょっと分かりづらいですが、巣箱の奥にトイレを置いています。↓

怪訝そうなお顔で見られていますが(笑)

蓋がないのでどこからでも出入り可能!掃除も楽です。

この容器・この配置にしてからは気に入ったのかここでちゃんとおしっこしてくれるようになりました!!

うちでの生活に慣れたからかもしれませんが、ついにやっと!嬉しいです。

レイアウトもこれ以降はほとんど変えていません。あまり頻繁に模様替えしてしまうとハムスターも戸惑ってしまうので、控えめにしたほうがいいですね。

お困りの方は色々と試行錯誤してみてください。

続いて、「バスハウス」以外で私が使ってきたトイレの容器を詳しくご紹介します!

購入して使ってみたトイレの容器

市販のハムスター用のトイレ容器はいくつか販売されていて種類豊富です。

私が最初に購入したものはこちら。

SANKO「プチレット」

450円くらい。ミニシャベル付き。

プチレット

メリット

①ケージのコーナーにも配置できるし広い。

容器自体は割と大きくて広めなのですが、形が三角っぽくなっているので、四隅のコーナーにもすっぽり置けます。

もちろんコーナーでなくてもOKです。

ハムスターものびのびホリホリできます。

②屋根がついていて広い&シンプルなカラー

ホワイト×透明でおしゃれ。蓋が透明なので中の様子も確認しやすいです。

またハムスターはトイレするときに砂を掘ったりするので、屋根があるほうが砂が飛び散らなくていいです。

蓋はこんな感じで開きます↓

プチレット
③トンネルのようにして指定のパイプやケージに取り付け可能

この容器は入口がトンネルっぽくできます。(部品は取り外し可能です)

別売りのパイプや特定のケージに取り付けられるようになっているのでそれらを使用している人にとっては便利ですね。

プチレット

うちの場合、小夏があまり入りたがらないのでトンネル部分は外して使用していました。

使わなくなった理由

しかしその後こちらは破棄。なぜかというと

小夏がこのトイレの裏側に隠れることが多く、そのときに容器の部品(屋根との接続部分)を齧ってしまったから。

↑ここの部品です。ぼろぼろです。屋根が外れやすくなってうまく開閉できなくなってしまいました。

確かに邪魔かも?

野良寝するハムスター

こんな感じで裏側に回って野良寝しておりました。(笑)

そこで新たな容器を手に入れました!

ゴールデンハムスターのおへや

ハムスターのおへや

マルカン「陶器製 ハムスターのおへや」ゴールデン用。

ジャンガリアン用もありましたが、小夏には狭そうだったのでゴールデン用を購入しました。

ジャンガリアン用が気になる方はこちら↓

メリット

①深さがある

意外と深さがあって、砂もたっぷり入れられます!

でも砂が多いと出入り口付近に砂が飛び散りますのでお気をつけて。笑

②陶器で洗いやすい、齧ることもない

素焼きではなく、ツルツルしています。

水洗いできて衛生的!齧ったりもしないから、プラスチック製の時ほど心配しなくていい!

陶器なので冬は冷たくなるかな?と心配しましたが、ケージ内が暖かければ容器も温かくなったので冬でも使用できそうです◎

④容器サイズがコンパクト

容器が小さいのでケージを広く使えてレイアウトしやすい。

巣箱から顔を出して寝るハムスター

これが一番のメリット!!狭いケージにはありがたいサイズです。

⑤かわいい

なんといっても見た目が最高。ハムちゃん型が可愛いし色もグリーンでおしゃれです。

使わなくなった理由

デメリットというか、これはハムちゃんによって異なると思いますが、、、

①あまり気に入ってもらえなかった

小夏の場合はトイレとしてたまーに使ってくれる程度で滞在時間も短めでした。

おしっこはほとんどお風呂でしてしまっていました。

そこでこの容器をトイレではなくお風呂にしてみよう!と試みましたが、

小夏にはやはり狭いようで、砂浴びしてるときに足やお尻が入り口からはみ出てしまっていました。笑

それはそれで可愛いのですが、やはりかわいそうなので今はケージ内には置かず、へやんぽ用のトイレとして使っています。

小夏のお気に召すことはありませんでしたが、お値段は安いですし巣箱としても使えそうなので、気になる方は購入してみてください♪

SANKO 「バスハウス」

そして落ち着いたのがこちら。

バスハウス

こちらはこの記事の『トイレトレーニング③容器を変えてみる』にてすでにご紹介した通りです。

続いてはトイレ用の砂についてご紹介。

トイレの砂は何を使おう?

ハムスターのトイレの砂には固まるタイプと固まらないタイプの2種類があります!

昔は固まるタイプを使用していました。固まってくれた方が掃除しやすくていいじゃん!と思っていました。そもそも固まらないタイプなんて当時売られていたのか…?

でも固まるタイプの砂の場合、砂の塊をハムスターが食べてしまうことがあるらしく、固まらないもののほうが良いそう。知らなかった!

固まらないトイレの砂

そこで今使っているのはこちらです!

SANKO「サラッとクリーン」

トイレ砂

こちらの砂の正体はゼオライト。粒は少し荒めの砂って感じです。

固まらないけどおしっこしてすぐは「ほどよく固まる」ので掃除はしやすいです!

万一食べてしまってもパラパラとほぐれるので安心(^∀^)

おしっこしたあとの砂はこんな感じです↓(お気を悪くさせたら申し訳ありません)

おしっこされた後のトイレの砂

これをほぐしてみると↓

トイレの砂

少し力を加えるだけでバラバラの砂に戻ります。

とても扱いやすいです。

でも近くのペットショップにはなぜか取り扱いがなく、ネットでしか買えません。

消費量が多いのでまとめ買いすることを考えればネット超便利!なので不満はありませんが。

固まるトイレの砂

固まらない砂めちゃくちゃいいじゃん〜!と思ってネットで追加購入!

…したつもりが別物だったことが判明。え?

間違えて買ってしまったのがこちら!

SANKO「セーフクリーン」

セーフクリーン

こちらは砂が「自然にまとまるタイプ」らしい。

パッケージとかちょっと似てませんか!?似てますよね!?名前も半分同じだし(笑)

間違えて購入してしまってオーマイガー(;д;)しかしもったいないので試しに使ってみました。

ゼオライトなので素材は同じようですが、粒が丸いです。砂というより「丸い粒」に近い感覚。

思っていたより固まらないし、「サラッとクリーン」と同じくほぐそうと思えばほぐれる感じではありました。悪くはない。

でも小夏は「サラッとクリーン」(固まらないタイプ)の方がちゃんとトイレでおしっこしてくれたのでリピはせず、使い切ったタイミングで元に戻しました。ありがとう、さようならセーフクリーン。

ちなみにこれは近所のペットショップに取り扱いがありました。こちらのほうが人気なんでしょうか?

砂の保管方法

トイレとお風呂の砂、毎日使うのでなるべく取り出しやすくするためにこうやって保管しています。

これらの商品の袋にはチャックがついているので、このまま使うこともできるのですが

砂が溝にハマると閉めづらくなったりするし使いづらいなと感じ、瓶に詰め替えて使用しています!

瓶に詰めた砂
この時のトイレ砂は「セーフクリーン」です。

この瓶はキャンドゥで買いました!

バスサンドも同じようにして詰め替えています。

詰め替えるときはロート?じょうご?を使っています!注ぎ口は広く、下に向かって細くなっていくアレです!笑

ロート

100均で買えます♪これもキャンドゥ。吸盤がついていたけど使わないので外しました。

砂はネットでまとめ買いしているので、ストック分は納戸に保管しています。

飼い主さんの使いやすい方法で保管してもらえればと思いますが

少しでも参考になれば嬉しいです(^∀^)

お風呂について詳しくはこちら。

YouTubeチャンネルもぜひ!

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