こんにちは!ユナです。
今回は寒い冬でもハムスターのケージ内を暖かく保つ方法についてまとめます。
ハムスターは低い気温のところにいると仮冬眠の状態になり、そのまま目を覚ますことなく命を落とす危険性があります。
そうならないためにも温度と湿度の管理には気を配る必要があります。
私は比較的降雪量の多い寒冷地に住んでいて、真冬には外気温マイナス12℃程度まで冷え込みます。
そんな環境でも冬を乗り越えられた対策をご紹介しますので、何かヒントになれば幸いです。
基本はエアコンで温度管理
エアコンで室温が20〜24℃になるように設定します。年中通してエアコンは基本つけっぱなしです。
もしエアコンがない部屋であれば石油ファンヒーターなど使用してください。
ただ、エアコンだけでは寒いことも多いので、床暖房がある方は付けておくと部屋がより暖かくなります。
床暖房がないよーって方は、電気カーペットを使ってみるのもありだと思います。(ただし直接ケージの下に敷くのはやめてくださいね。)
部屋の温度とケージ内の温度に違いが出ることもあるので、ケージ内に温湿度計を設置して把握できるようにしています。
温湿度計で温度と湿度をチェック!
使っているのはGEXさんのコードレスデジタル温湿度計
ペットショップで購入しました。当時2000円いかないくらいだったと思います。
ボタン電池で動くのでコードレス!テープを使ってケージの内側に貼り付けてもいいし、ワイヤー部分に吊り下げて使用することもできます。精度については、リビングに置いている温湿度計との差はほとんどないですし、そんなに悪くないと思います。
ハムスターが齧ってしまわないよう、届かないところに設置しましょう。私はルーミィの金網部分に吊り下げて使用しています。ジャンガリアンだったらここまで登ってくることがないので、かじられる心配もありません。
私が購入したときはハムスター用品売り場には置かれていなくて、爬虫類や昆虫用品売り場の近くにありました。
でも最近はハムスター用の温湿度計も発売されているので、ぜひ探してみてください。ネットにも色々販売されているので一つは用意しておくといいです。
以下の2つは爬虫類用とハムスター用ということですが、どちらも同じGEXさんですし、仕様はほぼ変わらないと思います。お好きな方をどうぞ。
※追記
購入してから11ヶ月ほどは、付属の電池で使えていました。
デジタル表示部分の色が薄くなって見づらくなってきたら電池交換のサインです。
電池はボタン電池(LR44)、100円均一やドラッグストアなどでも購入できます。
電池を取り出す前にカバーを外す必要があり、そのためには小さめのプラスドライバーが必要です。100円均一でも手に入ります。
交換したら黒色の表示がくっきりはっきりしました!
乾燥するときは加湿を!
冬だしエアコンも使っているのですごく乾燥します。湿度40〜60%を保てるように、加湿器も使います。個人的には50%くらいがちょうどいい気がします。
うちでは加湿機能付きの空気清浄機を稼働させています。
空気清浄機のフィルター掃除は週1くらいでしています。シンプルな加湿器でもいいのですが、どちらにせよ雑菌が繁殖しやすいのでこまめにお手入れをして使用してください。
100均で買える!アルミシート
冷気は下に溜まります。少しでも暖かくするために、ケージの下にアルミシートを敷いています。
アルミシートはセリアで購入しました。100円でも十分な大きさです。(全体の写真を撮り忘れました)
ケージの大きさに合わせてカットして3枚重ねにしています。余ったシートはケージの周りを囲むように立てかけました。これだけでもかなり暖かい気がします。
薄いけど暖かい!パネルヒーター
アルミシートを敷いたその上にパネルヒーターを置いています。
パネルヒーターはサイズ展開が豊富ですが、床全体をすべてカバーするような大きさのヒーターをつけてしまうと、ハムスターが暑くなった時に逃げられる場所がなくなってしまいます。
なので床半分ほどか、もう少し小さめのサイズでいいと思います。私は巣箱の大きさ程度のものを使っています。
マルカンさんのフィルムヒーター。ハムスター用です。
ケージの中に入れるのではなく、ケージの外に設置するものです。
こちらはコンセントに挿すだけで電源ONになります。(赤いランプが光ります)スイッチなどはないので、電源を切りたければコンセントごと抜く必要があります。そこはご注意を。
ヒーターの温度は、触った感じ「じんわり暖かいな」くらいです。「熱っ!」とはならず、むしろぬるいくらい。
自動温度調節機能により、室温が高いとそこまで暖かくならないみたいです。反対に、室内が冷えているとヒーターの温度は上がります。
ルーミィはケージの底に隙間があるのでこのタイプのヒーターを置きやすいです。
底が床にピッタリ接してしまうもの(水槽など)をケージとして使っている場合は空間ができるように工夫するといいと思います。
ちなみにこのヒーターは畳の上では使用禁止となっています。気をつけてくださいね。
ケージの中に置くタイプだとハムスターが齧ってしまう恐れもあるので、注意して製品を選んでください。
電気代が安い!電気毛布
下はアルミシートとパネルヒーターで対策したので、次は上から保温しましょう!
電気毛布をケージの上から包み込むようにかけています。暖気は上に登ってしまうので、暖かさが逃げないように上から軽いブランケットも重ねます。
ルーミィは上部に通気口があるので塞いでしまわないよう、トトロに支えてもらって空気の通り道を確保しています。キッチンペーパーの芯を立てて置いたり、タオルを丸めて置いたりしてもいいかもしれません。
電気毛布は家電量販店などにも売っている人間用のものです。セール時などで安ければ2000円ほどで買えます。
温度は「弱」で十分!!ブランケットのおかげもあり、「弱」でもケージ内温度は上がります。
そして暖かいのに電気代はエアコンより安い!とはいえエアコンは必須なので併用することになるのですが、特に気温が下がる夜〜朝にかけて重宝しています。(昼間、比較的暖かいような日は電源OFFにすることもあります。)
電気毛布はシングルベッドで使えるくらいの大きさなので、ケージに合わせて軽く折りたたんで使用しています。
ですが電気毛布はずっと畳んだままにしておくのはよくないそう(説明書に記載されていました。)なので週一のケージ掃除の間は広げておいています。
※追記
ケージをルーミィ60に変えてからは、電気毛布を折り畳まずに掛けられるようになりました!本当にちょうどいいサイズです。
床材を多めにしてフカフカに
床材は保温の役割も果たしてくれるので冬は床材を多めに入れます。床材はキッチンペーパーとペーパーマットを混ぜて使っています。
小夏は潜るの大好きなので巣穴を作ってよく寝ています。
床材について詳しく知りたい方はこちらで詳しく解説しています。
ケージを床と窓際から離して置く
冷気は下の方に溜まるので、ケージをなるべく床から離すといいです。あと窓際も冷えるので、できるだけ避けましょう。難しい場合はケージの保温対策をしっかりやりつつ、カーテンや断熱グッズを使って冷気が伝わらないように工夫するといいです。
私は小上がりの畳スペースにさらに台を置いてケージを乗せています。
すのこの台はホームセンターで買いましたが、高さがもう少し欲しいなーと思います。そしたら台の下に飼育グッズ置けてスッキリするのにな。DIY得意な方は自作できてうらやましい!
安定していればカラーボックスみたいな棚でもいいと思います。高いところに設置する場合は、落下しないように固定したり滑り止めシートを敷くなどして対策してください。
綿には注意が必要
冬になるとペットショップでハムスター用の綿が並んでいるのを見かけますが、巣材に綿を使うのは注意した方がいいかなと思います。
ハムスターが綿を飲み込んでしまうことによって腸閉塞の危険性があると知りました。
20年前、無知だった小学生の私は、何のためらいもなくたくさんの綿をあげていました。その時は幸い何事もありませんでしたが…可能な限りリスクは排除したいなと思っています。
でも綿が好きな子もいるので、否定はしません。飼い主さんのご判断で様子をみつつあげるのはいいと思います。
ハムちゃんと一緒に、安全でポカポカ快適な冬を過ごしましょう!お読みいただきありがとうございました。
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