Hello! Coronです。
今回は床材についてまとめてみました!
ハムスターの床材にはさまざまな種類があって迷いますよね〜。
結論から言うと、私は紙製の床材をオススメしています!
その中でいろんな商品を買ってレビューしてみたので、気になるものから試してみてください。

床材にはどんな種類があるのか?
よく売られている・使われている床材は、
・ウッドチップ
・牧草
・新聞紙
・紙製
でしょうか?
書籍やネットなどではそれぞれの床材のメリット・デメリットが紹介されています。
それらをざっと見て「これは良くなさそうだな」と思ったことは
ちなみに、私が小学生の頃は最初ウッドチップを使っていましたがアレルギーの危険があると知り、
その後はずっと牧草を使っていました。
とてもいい匂いで消臭効果などはあったと思います。値段は少々お高めだった気がしますが。
当時はデメリットはあまり感じませんでしたが「目に刺さる危険」があるとは。最近知りました…。
リスクはなるべく排除したかったので、紙製の床材に絞っていろいろ購入し試してみることにしました。
(試しに広葉樹のウッドチップも購入しましたのでレビューを後述します。)
紙製の床材のメリット
紙製はどの商品でも共通してメリットがあります。
特に《吸湿性に優れる》点はとても大きなメリットです。
乾燥地帯に生息するハムスターにとって湿気は大敵で、湿度が高いと体調を崩しやすくなります。
ケージ内にカビが生えてしまうこともあります。
獣医さんからも紙製の床材を使うよう薦められましたので、飼育が初めての方はまず紙製の商品から選んでみてください。
実際に購入した紙製の床材
紙製の床材にもいろいろな商品がありますが、
・ケアペーパー
・KAMIYUKA
・やさしいペーパーマット
・市販のキッチンペーパー
の4つを試してみたので、それぞれの特徴をシェアしたいと思います。
SANKO ケアペーパー
まず最初に購入したのは「ケアペーパー」という商品。

ハムちゃんお迎え前にあらかじめ準備していたものです。

ケージの底(1番下)にキッチンペーパーを敷き、その上に「ケアペーパー」をそのまま敷き詰めてみました。

メリット
①ハムスターが自分でほぐしてふわふわにできる
ケアペーパーは、薄い紙が何層にもなって一本の束になっているような作りです。
なのでハムスターが自分好みにほぐして柔らかくして巣作りに使うことができます。
②白いので体調管理に向いている
色が白なので出血していてもすぐに分かります。
ハムスターの体調の変化に早く気づくことで素早く対処できます。
デメリット
❶硬め
一つひとつの束は少し硬いな〜と思いました。
ほぐせばふわふわになるのですが。
❷粉塵が出る
私が手で紙の束を一つ一つほぐしていた時、
ふと床を見ると粉塵というか紙クズが埃のように溜まっていました。
気にする方は一度ふるいにかけてから使うといいと思います。
❸なかなか自分でほぐそうとしないハムスターもいる
使い始めた頃は小夏は全くほぐす気配がありませんでした。
まだ幼かったからなのか?硬かったからなのか?分かりませんが…。
そのハムスターとの相性というか、気に入ってくれるかどうかは使ってみないと分かりませんね。
そこで、飼い主である私がほぐしてからケージに入れてあげたらとても良さそうでした!!
重なった紙の層を広げることで柔らかくふわふわになり、ドーム型やトンネルのように形がちゃんとキープされていました。
それ以降は小夏も「ほぐす」ことを覚えたのか、少しですが自分でほぐすようになりました。
❹人の手でほぐすとなると手間がかかる
ほぐしてみて分かりましたが、手で1本1本紙の層を広げていく作業はとっても大変でした!!
時間かかるし…。爪と腰は猛烈に痛くなるし…。
ハムスターが自分でほぐしてくれればいいのですが、そうでなければ使い続けるのは厳しいです。
ほぐし済みの商品あれば欲しい〜!と思いました。
❺値段が高め
他の床材と比べるとちょっとお高いかな?と思いました。
床材は消費量多いので、コスパは良くないかも。
巣箱専用で限定的に使うならいいかもしれません。
❻近所のペットショップには取扱なし。
これは田舎の宿命か…近くのペットショップには販売されていませんでした。
結局ネットでまとめ買いするので店舗になくてもいいのですが、いざという時にはすぐ手に入れられないですね。
結局ケアペーパーは1袋使い切ってリピートはしませんでしたが、気になる方は使ってみてください。

クリーンモフ KAMIYUKA
こちらも気になって購入してみました!


取り出した中身はこんな感じ。

細くて小さい紙が丸まっているイメージです。これをほぐす(伸ばす)と、

こうなります。
素材はシャカシャカ音がする感じで少し硬め。パリッとしてます。とても軽い!
メリット
①ほぐせばボリュームが出る
そのままだとあまりボリューム出ませんが、前述のよに伸ばせばいい感じになります。
別の床材と混ぜてカサ増しとして使うのもアリかな?
②白いので体調管理に向いている。
ブラウンやブルーなど色違いのKAMIYUKAもあるみたいです!
デメリット
❶値段が高め
ケアペーパーとさほど値段は変わりません。
素材自体が軽いからだと思いますが、これはたくさん入れないといけなさそうなのでコスパは悪いような気がします。
❷冬は寒そう
軽くてシャカシャカっとしているので冬に使うには防寒性能低めな印象です。
夏は涼しいと思います。
❸またしても小夏は自分でほぐそうとしなかった
小夏はこれもお気に召さなかったようです。
ほぐすことも巣箱に持ち帰ることもしませんでした。
結果、こちらも1袋使い切ってリピートなしになりました。

キッチンペーパー:nepia 激吸収キッチンタオル
どのお家にも常備してありそうなキッチンペーパー。

ペット用でもなんでもなく、ドラッグストアで売られているごく普通のキッチンペーパーです。
ただ、キッチンペーパーでも商品によって素材の感じが違いますよね。
あまり柔らかいとカットしづらいので、少しパリッと硬めなものが個人的にはおすすめです。
お好みで柔らかめの商品を使ってもらっても全然いいと思います。
たくさん種類あると思いますが、私が普段使っているのはこちらです。
ネピア 激吸収キッチンタオル

これをハサミでカットします!

よく見ると大きさバラバラですが。最近はもう少し細長く切ってます。
私はキッチンペーパーを7〜10枚ほど重ねて切っています。
あまり小さいハサミとかだと切りづらいので大きめのハサミがおすすめ!
メリット
①経済的
やっぱり安い!4ロールでかなりの量の床材ができます。
市販のハムスター用の床材と比べるとコスパ◎です。
②ペットショップまで行く必要がない
日用品の買い出しついでに手に入るので楽です。
いつも行くドラッグストアのクーポンやポイント使えたりするのもお得感あります。
③白いので体調管理に向いている。
白色のキッチンペーパーなら出血などにも気付きやすい。
④小夏はお気に入り!
小夏が…やっと…気に入ってくれました…!!
巣箱に持ち帰ったり楽しそうに潜ったりしてくれます。
やっぱりその子が気に入ってくれるかどうかが1番大事ですね。
デメリット
❶カットする手間がかかる
これは避けて通れませんね。
床材用にいい感じにカットされてるものなんてないので、飼い主がハサミで切る必要があります。
私はいつもジップロックみたいな密閉できる保存袋(大)1袋分くらいをカットしていますが
1〜2週間に1回、だいたい20分くらい?はチョキチョキしてるような気がします。
手間ではありますが10枚くらいはまとめて切れるので、私はそんなに苦労を感じてません。
ケアペーパーとの格闘を考えたら天と地。(笑)
❷真冬は寒そう
キッチンペーパーのみだとやはりボリュームはイマイチ出ません。
夏ならいいのですが、冬はたくさん入れないと寒そうです。
寒冷地でなければまだ大丈夫なのかもしれませんが。
なにより小夏は大変気に入っているのでキッチンペーパーは使用継続決定⭐︎
マルカン やさしいペーパーマット
550gで400円/1.1kgで780円ほど。
大きめサイズの方が少しお安い。


中身はこんな感じ↓

細長い紙の束と正方形の紙という2種類の形がMIXされたもの。
細長い束の方は紙の層でできていて、「ケアペーパー」の荒いバージョンというイメージ。
でもケアペーパーよりは柔らかいです。
たまに硬くなった塊みたいなものが混じっていますが見つけたらなるべく取り除くようにしています。
こちらは消臭タイプもあるので匂いが気になる方は使ってみてもいいかもしれません。
私はハムスターケージの中の匂い、けっこう好きです。なんか落ち着きます。(笑)
メリット
①ボリュームが出る
キッチンペーパーよりも厚みがあってふかふかになります。
②細長い束は柔らかめでほぐしやすい
小夏もたまにカジカジしています。こちらも気に入ってくれたみたいで咥えて巣箱に持っていきます。
柔らかいので巣作りしやすいのかも知れません。
デメリット
❶色はブラウンなので体の異常には気付きにくい
白色の床材よりは出血などに気づきにくいと思います。
でも薄めの茶色だし紙製なので、出血があれば吸収して色が濃く変わりそうではありますが。
白色バージョンの発売に期待。
❷細かな粉塵が出る
気にならない方はスルーできるレベルだとは思いますが、粉塵はでます。
私は使う前にザルでふるいにかけて粉塵を落としてから使用しています。
あと実は私自身がハウスダストアレルギー(ほこりアレルギー?)なので一応対策のつもりで。
詳しいやり方はこちらに書いています。
採用した床材はこちら!
ここまで試した結果、「キッチンペーパー」と「やさしいペーパーマット」を混ぜて使用することに決めました。
経済的で健康チェックがしやすいキッチンペーパーをメインで、「やさしいペーパーマット」でボリュームと暖かさをプラス。いいとこ取りです!
夏はペーパーマットを少なめにして調整しています。
それでは最後におまけを。
紙製以外に、広葉樹のウッドチップも少しだけトライしたのでこちらもちらっとご紹介します。
広葉樹マット
7Lで400〜500円ほど。


開封済み&クシャクシャですがお許しください。
中身はこんな感じ↓

見ての通り、細かい!
一応ザルで振るってから使用しました。
触った感じ、本当に木の屑で(そりゃそうだ)、硬そうだったので巣箱の中だけは紙製の床材にしてみました。

これでぐっすり寝れるでしょ(^ω^)と思ったら、

ここで寝てるー!!(笑)おててが可愛い♡
メリット
①地面が安定する
しっかりしているのでハムスターにとっては歩きやすそうでした。
②断熱材のような役割を果たしてくれそう
敷き詰めると床との接地面がなくなるので、断熱材のように冷気をカットしてくれそうだなと思いました。
デメリット
❶細かな粉塵が出る
ウッドチップなので粉塵は出ます。
ふるいにかけてから使用した方がいい気がします。
❷巣箱用にはやはり向かないかも
ふわふわになることはないのでベッドには向かない気がします。
❸なんとなく木のくずが目に入ったりしないか心配
とにかく細かいので目に刺さりそうです。
人間でも足の裏とかに刺さったら地味に痛くなりそう。(笑)
❹吸湿性なし
これ以降はウッドチップ全体のデメリットですが、水分を吸収してくれませんので湿度が高い時などは特にケージ内がカビる恐れがあります。
❺健康チェックには向かない
出血などの確認のしやすさはキッチンペーパーには劣ると思います。
❻木材のためアレルギー発症の可能性あり
広葉樹なので針葉樹よりもアレルギー発症確率は低いかもしれませんが、やはり危険はあります。
使用する場合はお腹など特に注意して観察してください。
私もアレルギーに関しては1番注意深く観察していましたが、2週間使用してみて、小夏には異変ありませんでした。
❼小夏は気に入らなかった様子
小夏はウッドチップのなかを潜ったり巣作りしたりすることはありませんでした。
あとウッドチップの上をあまり歩きたがらないような感じがしました。
紙製の床材の上にいることの方が多かったです。
獣医さんからNG!その理由は…
小夏が気に入っていない様子なのと、健康チェックしづらいのでやめましたが、獣医さんも「ウッドチップは使用しない方がいい」と言っていました。
その理由は、
ということだそうです。
その獣医さんのおすすめはやはりキッチンペーパーでした。
経済的ですし、体調管理の面から見てもベストだと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです♪
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