Hello! ユナです。
ただでさえ寿命の短いハムスター、1日でも長生きしてほしいですよね。
病気を隠しがちなハムスターの異変を見逃さないためにも、日々の健康診断を欠かさず行い、記録しておくことが大事です。
記録方法についてはこちらの記事を参考にしてください↓
健康状態を記録しておくことのメリットとは?
①体重の増減や身体症状などから体調の変化にいち早く気づける
ハムスターは体が小さいからか病気の進行が早いので、何かあったらすぐに対応する必要があります。
毎日観察することで私たち飼い主がハムスターの異常に気付きやすくなり、早めに病院へ連れて行くことができます。
②動物病院で症状や飼育状況を詳しく伝えられる
ハムスターの体調が悪くて動物病院絵を受診する際、獣医さんに症状などについて説明をしなければなりません。
でもそういう時って
「大丈夫かな!? 何かの病気かな!? どうしようどうしよう〜!!」
と焦ってしまうことも多いです。
私も小夏に異変があった時は心配でしょうがなくて不安感から動悸が止まらないことがありました…。(心配性?)
そうなると勢いで病院に行ったはいいものの、うまく状況を伝えられなかったりします。
でも日々の健康チェックを記録していれば、病院に行く前に落ち着いて短時間で情報を振り返って整理でき、獣医さんにも正確にスムーズに詳細を伝えることができます。
③病気や肥満防止につながる
体重などをこまめに測っておくことで、「太ってきたな」と感じたときにも食事量や食事メニューを臨機応変に対応できます。その結果、太り過ぎを防ぐことができます。
一度太ってしまうと、ダイエットには時間がかかります。(経験済み↓)
ハムスターも人間と同じく、肥満は万病のもとですので予防したいですね。
肥満だけでなく、気温や湿度によるハムスターの様子の変化にも気づいたとしたら、その子に合わせて快適な環境に整えてあげることもできます。
健康チェックしたことのない方は、まずは以下の健康チェックポイントを参考に観察してみてください。
※これまで動物病院に行ったことない方は、異常が見られなくても一度、獣医さんに健康診断してもらうことをお勧めします。
ハムスターの体のココをチェック!
ハムスターは敵から身を守るため自分の弱みを隠す習性があるので、元気そうに見えても不調を抱えている可能性は十分あります。
そのため、注意深く観察しないと病気を見逃してしまいます。
もちろん獣医さんではないので病気の診断まではできませんが、私は飼育本『幸せなハムスターの育て方』を参考に、目視で確認できるところは毎日チェックしています。
着目したい主なポイントを10個ご紹介します。
【参考本】もっと詳しく知りたい方はこちら↓
(岡野祐士/今泉忠明「幸せなハムスターの育て方」,大泉書店,2019年3月,110~111ページ)
⑴目や耳は汚れていないか
目は目やになどなく輝きがあるか、耳はピンと立っているか
⑵体にしこりはないか
ハムスターが嫌がらないところを触ってみてコリコリとしたしこりがないか
⑶被毛や皮膚に異常はないか
毛艶があるか、毛並みは綺麗か、脱毛や湿疹はないか、怪我をしていないか
⑷おしりは濡れていないか
濡れていると下痢をしている可能性がありますのですぐに病院へ!!
⑸頬袋は正常か
頬袋を触って痛がらないか、腫れていないか
⑹爪は伸びすぎていないか
高齢のハムスターは運動量が減ったりして爪を研げなくなってくるので特に注意してください。
伸びすぎた時は動物病院でも切ってもらえます。
⑺歯が欠けたり伸びすぎていたりしないか
首の後ろの皮を持って口を開かせると確認しやすいです。
金網ケージをよく齧ってしまう子は特に注意してくださいね。
不正咬合になると病院で歯を切ったりしなければならなくなります。
⑻動きは鈍くないか
歩き方や動作は不自然じゃないか、普段と違った様子はないか
歩き方などは夕方〜夜の活発な時間だと確認しやすいと思います。
⑼排泄物に異常はないか
オシッコやウンチは正常かどうか(量、色、状態、出血の有無)
ウンチは「楕円形、茶色〜黒色、弾力のある硬さ」が理想です。
排泄物系の異常が見られたらすぐに病院へ!
⑽ご飯はちゃんと食べているか、食欲はあるか
食器が空になっていたとしても、頬袋に詰まっていたり貯蔵庫にたくさん貯めているだけで食べていない場合もあるので注意しましょう。
体重を測ることもお忘れなく!!
体重測定はデジタルスケールが便利です。
最低でも0.1g単位で測れるものを用意してくださいね。
こういうのがおすすめです↓
毎日のハムスターとのふれあいの中で上記のポイントをチェックして、気になる症状があればすぐに病院へ行きましょう。
今回参考にさせていただいた『幸せなハムスターの育て方』には病気や怪我のサイン、症状から考えられる病気などについても記載されているので、こういった飼育本を自宅に最低1冊は常備して読んでおくことをお勧めします。
健康状態をチェックするタイミング&おすすめの便利アイテム
ハムスターが起きてきた時やご飯をあげる前
理想は毎日!です。
排泄物・被毛・おしり・食欲などは最低限チェックしましょう。
無理に起こすとストレスになるので、自分で起きてきた時や夕方〜夜の活発に動き出す時、ごはんをあげる前などがいいと思います。
ハムスターはあまり体を触りすぎるとストレスになることもあるので、なるべく短時間で済ませましょう。
観察しやすくなる便利アイテム①:透明ケース
ハムスターが暴れる、噛み付くなど触りづらい方は、透明の虫かごやケースなどに入れれば観察可能です。
虫かごなら100円ショップやホームセンターにも売られているのですが、こんなのもお勧めです↓
SANKO 「ジョイントバスハウス」
ルーミィのケージにも繋げられる砂場で、持っている方も多いかもしれませんが、こちらもケースが透明なので砂を入れなければ健康観察にも使えますよ♪
私は基本的には砂を入れて使っていますが、砂ではなく床材を入れてパイプを外し、キャリーとして使うことも可能です。私はそうやって動物病院に連れて行ったこともあります。
いろんな使い方ができるのでお勧めです(^^)
へやんぽの最中
歩き方など動きのチェックについてはケージには床材が敷いてあると確認しづらいので、フローリングなど床の上で確認する方がいいと思います。
私は夕方〜夜にへやんぽさせるついでに歩き方をチェックしています。
観察しやすくする便利アイテム②:ハムスターサークル
でもハムスターを部屋中歩かせるには電源コードなど危険もありますので、心配な方はサークルを活用してみてください。
私はこんな感じの自作したサークルで囲って歩いてもらっています↓
YouTubeを参考に作りました!
材料は全て100円ショップで揃えられて不器用な私でも簡単に作れました。
作るの面倒!って方には市販のサークルもありますよ!
SANKO ジョイントクリアーサークル
こちらは前述したジョイントバスハウスにもつなげられます♪透明でおしゃれ!
ケージの大掃除のタイミング
貯蔵庫の確認、体重測定などは少なくとも週一で確認したいですね。
巣箱の中やホイールの下などに貯蔵することも多いので、大掃除が特にいいタイミングだと思います。
「よく食べ物を残すようになった」
「体重が急激に落ちてきた/増えてきた」
という場合は、病気の可能性もあるので獣医さんに相談しつつ、食事内容を見直しながら
できるだけ毎日貯蔵庫チェックと体重測定をして観察するようにしてくださいね。
健康管理アプリのご紹介や健康記録シートの無料ダウンロードはこちらからどうぞ。
健康に欠かせない「食事」については以下の記事を参考にしてください。
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