Hello! ユナです。
ルーミィを使用し始めて半年が経過したので、レビューしたいと思います!
【2022年6月7日追記】
ルーミィ60へお引越ししました!こちらのレビューもご参考にしてください。
金網タイプのケージはNG
金網ケージは通気性は良いのですが、ハムちゃんが金網部分をかじることによって不正咬合をおこしてしまったり、よじ登って落下し骨折など怪我をする危険性があります。
私が20年ほど前にハムスターを飼っていたときは金網ケージの危険性など知ることもなく、「ハムスターケージといえばコレ!」的な感覚で使っていました。写真はありませんが、底の部分は深さ浅めのプラスチックで、それ以外は全て金網でした。
当時飼っていたハムスターはよくよじ登ったり、カジカジ噛んだりしていました。幸い怪我や歯の異常はなかったのですが、今は怖くて使えません…。無知ほど怖いものはありません。
これからハムスターをお迎えしたい方は、ぜひ安全性を第一に考えてあげてください。私は水槽タイプを強くお勧めします!!!
ハムスターをお迎えする前に市販のケージをいろいろと調べたところ、
SANKO「ルーミィ」とGEX「グラスハーモニー」
が2大勢力のような印象でした。ペットショップを覗いてみても、この2つが目立つように並べられています。


悩んだ結果「ルーミィ」を購入して半年が過ぎましたので、使用感などをレビューします!ご検討中の方の参考になればうれしいです。
ケージの選び方
私が「ルーミィ」を選んだ理由はこれ!
前びらきの扉が付いていて、そこにハムスターが登って来られる=触れ合いやすい
ハムスターと徐々に慣れていく過程において「触れ合いやすさ」は大事だなと思っていました。
特に飼いはじめの頃は上から手を入れると警戒されてしまうので、できるだけハムスターと同じ目線で触れ合えることに重点を置きました。
GEX「グラスハーモニー」は観音開きで、扉の部分のみガラス製です。
ガラスだと扱いづらそう、割れたらどうしょう、という不安もあったので「ルーミィ」にしました。
あとは「ホイールや給水器などの付属品はどのメーカーのものを使いたいか」も判断材料になります。
SANKOさんはルーミィにつなげることが可能なハムスターパイプも販売しています。ケージと繋げることで遊びの幅が広がって良さそうだなと思いました。詳しくは後述します。
また、SANKO 「サイレントホイール」という回し車は安定感があって静かそうなイメージがあったので使いたいなと思っていたのもルーミィを選んだ理由の一つです。
ただ、以下の点では「ルーミィ」「グラスハーモニー」共に優れていると思います。
◎水槽タイプ
◎掃除しやすい
◎観察しやすい
◎デザイン性に優れている
より詳しいケージの選び方はこちらの記事を参考にしてください。
「ルーミィ グランスペース」開封!
商品名:ルーミィ グランスペース クリアー

ルーミィにも様々なタイプのケージがあります。購入したこちらは透明で、付属品付きのものです。お値段は5000円〜6000円。店舗だと少し高め。

付属品はホイール・給水器・食器です。ホイールは17サイズ(直径17cm)です。
給水器と食器はこんな感じです↓

ワイヤーは給水器を上の金網部分から吊るす時に使うものです。一度使用してみたのでぐにゃぐにゃに曲がっていますが、開封時は真っ直ぐきれいでしたよ!

付属品の付いていないタイプ↓も販売されていますので、都合に合わせてお選びください。
ベーシックの方は付属品がない分、価格は低めです。

8つのメリット
①クリアタイプでおしゃれ!
全面クリアでおしゃれ。ホイールも白色です。どんなお部屋にも合う!
中の様子が確認しやすいのもいいですね。
②触れ合いやすい
全面に前開きの扉があるのでお世話しやすいです。
扉から顔を覗かせたりよじ登ってきたりするのが可愛い♡

お迎えしたばかりの頃は幼かったのもあってなかなか登って来ませんでしたが、しばらくして自分でよじ登ってくるようになりました。成長して筋力がついたからかな?
③横からも上からも手を出し入れできる
日々のちょこっとお掃除にも便利です。
天井には金網があるのでそこにデジタル温湿度計をぶら下げています。

ここならハムスターが温湿度計をかじる心配もなし!ゴールデンハムスターならよじ登ってこられるかもしれませんが、ジャンガリアンなら問題なさそうです。
④付属品を買わなくても飼育が始められる
初めての飼育には準備も大変ですが、ルーミィ グランスペースなら小物を揃える負担が軽減されます。合わなかったり不都合があったりすれば徐々に変えていけばOKです。私も食器や給水器、ホイールなど徐々に変えていきました。
ただ、付属の食器だけはドワーフハムスターにはあまりに大きすぎるので、小さめのお皿を別で用意しておくことをお薦めします。100円ショップの小皿でもいいです!

私はこちらを使っています↓
マルカン ハムちゃんのフード付き食器

ちょうどいい深さでご飯が飛び散らないのでオススメですよ。
⑤掃除がラク、扱いやすい
ケージのサイズが大きすぎないので、狭いお部屋にも置けます。
お掃除の時も洗いやすいし持ち運びもしやすい!
⑥別売りのパイプなどを組み合わせられるので柔軟性がある。
SANKOさんから販売されているハムスターパイプを繋げてお部屋を広げることが可能です。行動範囲が広がることで運動にもなりそう。
実際につけてみた写真はこちらです↓

トンネルの繋げ方を工夫するのも楽しみの一つですね。

⑦パーツの販売もされている
ペットショップではあまり見たことはありませんが、ネットではパーツの販売もされています。
ハムスターに扉をかじられてしまった!となっても扉だけの交換ができます。また、仕切りを購入すればケージのスペースを2つに分けられます。


⑧ケージ下にヒーターを置ける
底に少し隙間があるのでパネルヒーターが置けます。

私が使っているヒーターはマルカンのフィルムヒーターです。

冬の寒さ対策についてはこちらで詳しく紹介していますのでご参考に。
8つのデメリット
①ちょっと狭い
私が感じている一番のデメリット。
ホイール、巣箱、トイレ、お風呂、給水器を置くともういっぱいいっぱい!
巣箱などをコンパクトなものにすれば改善されるのですが、小夏は成長するにつれ体のサイズが大きくなってしまって…。レイアウトが難しく、小物選びで少し苦労しました。

②ホイールが少し大きめ
ホイールサイズは17ですので、まだ幼いハムスターには少し大きいと思います。
別売りで15サイズを買うか、最初から付属品のついていないものを買ってもいいかもしれません。でもハムスターの成長は早いですし、体が大きくなると17でちょうどよくなってくるので、私はデメリットに感じませんでした!
※17のホイールを使用する方に注意点!
ホイールをケージの手前側に設置するとホイールがうまく回らなくなります!!
ホイールの外側に突起があるのですが、それがケージ前面の扉に当たってしまいます。
私は最初、下の写真の位置に設置していたのですが、ホイールがうまく回らずに小夏がイライラしてホイールをかじっていました。

(この写真はいろいろと配置に手間取っていた時に撮ったものなので見るからにレイアウトが混乱してますが…)
とにかく、17サイズのホイールを設置できるのはケージの奥側だけです。写真のようには置かないほうがいいです。ハムちゃんのストレスにつながるので気をつけてくださいね!
それにしてもSANKOさん、もう少しケージの奥行き考えてくださるとありがたいなあ…( ;∀;)私のだけ不良品だった可能性もあるかもしれませんが。
③通気口が上にしかない
屋根の一部が金網になっていますが、側面にも通気口があったら通気性が多少良くなるのになあと思います。

私は上から毛布をかけたりしますが、こんな感じで空気の通り道は確保しています。キッチンペーパーの芯やタオルを丸めたものを置いても◎
④給水器の場所が限られる
奥側の左右に給水器を上からセットできるようになっています。(天井に丸い穴が2つあります)
また、付属のワイヤーで金網部分からぶら下げることもできます。

ですがそれ以外の場所に設置したい場合は、別売りの給水器とケージに取り付けるための部品をそれぞれ購入する必要があります。
一度ワイヤーで金網部分にぶら下げてみたのですが、給水器が安定しないので小夏は水が飲みにくそうでした。
そこで、「マルチボトル80」と「ルーミィ専用 ホイールジョイント」を購入して取り付けました。

この2つがあればルーミィの好きな位置に給水器を取り付けられます!

天井の穴にはパイプを取り付け、ホイールの横にジョイントを使用して給水器を設置したときの写真です。(なぜか小夏はここでスヤスヤ)


この方が飲み口の高さも調節できるので使いやすいです!
⑤扉を開けた時、傾斜ができて少し下がり気味になる
前面の扉は全開にすると斜め下に下がってしまいます。ハムスターが扉に乗ると、前の方に滑ってくるような感じです。
真っ直ぐになったら嬉しいですが、そこまで気にすることではないのかもしれません(^^;)
⑥扉の出っ張り部分をかじる
これは最近ですが、扉の内側の突起部分(枠の部分)をかじるようになってしまいました。巣箱の2階に登って齧っています。

まあでもこればっかりはハムスターにもよりますし、ルーミィでなくてもかじってしまう可能性は十分にありますね。
レイアウトを変えようか考え中ですが、メリットで前述した通り、扉のみでもパーツが売られているので、損傷がひどい場合は買い換えようと思います。
⑦別売りのパイプを取り付ける部分がケージの天井にしかない
ハムスターパイプの取り付け部分は給水器と同じ位置です。(天井の2ヶ所)
パイプを使用してジョイントバスハウスに繋げてみましたが、垂直になるのでパイプの取り付け方に工夫が必要です。上りはいいかもしれませんが、降りてくるときにケガしそうでこわいです。
Rパイプというカーブしているパイプを使って少しクネクネさせたらちゃんとゆっくり降りてきてくれましたが、ケージ側面に取り付けられたらいいのに…と思います。



※最近SANKOさんから「Shiny(シャイニー)45」という新しいケージが登場しました!
ガラスも使用されていてグラスハーモニーに寄せたような感じはしますが、そちらは側面にパイプの取り付けができるみたいです。
ただやっぱり狭そうだなあという印象。パイプで拡張するの前提なのかな?シャイニーの60サイズが出たら買い替えを本気で迷うかもしれません。

⑧側面が直角になっていない
よくある普通の水槽の側面って直角(90°)になっていますよね。
でもルーミィはそうではなくて、中央に向かって少し膨らんだ(広がっていく)形をしているのです。どんぶりのように、底は小さくて上に向かって開いていく形…伝わりますか?汗
なので四角い巣箱を隅に置いても隙間ができてしまうのです。どんなに隅に置こうとも。

ハムスターが落下してしまいそうなので床材で巣箱周りの隙間を埋めています。コンパクトな巣箱にすればいいのですがレイアウトなど諸事情により変えられず…
気にしない人もいるかもしれませんが私にとってはプチストレスになってしまいました。
総合的な評価
まあまあ満足です!100点満点で言うなら…70点くらい?
本音を言えばルーミィグランスペースとルーミィ60の中間の大きさのケージが理想ですが…。
少し狭いのが気にかかっているのと、小夏の運動も兼ねて大きいサイズに変更したいとは思っているのですが、これはこれで十分だと思います。
ドワーフハムスターをお迎えする方にはおすすめです。

ルーミィ60の付属品なしはこちら↓

(New!!)ルーミィ60のレビューはこちら↓
ハムちゃんを迎える前の準備についてはこちらをご覧ください。
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