こんにちは! ユナです。今回はハムスターケージ「ルーミィ」の種類と特徴についてまとめました。
ハムスターのケージをどれにしようか悩んでいる方、ルーミィを検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
※私はまだSANKOさんのルーミィしか使ったことがないため、この記事ではルーミィのみに焦点をあてて比較しています。GEXさんの「グラスハーモニー」は「ルーミィ」と特徴は異なりますが、サイズ展開は似ているところがありますので、ご参考になれば嬉しいです。
人気のケージ!SANKO「ルーミィ」シリーズ
「ルーミィ」とはSANKOさんから販売されているケージのシリーズ名です。
大きさの違いや付属品の有無によって種類が分かれています。
ペットショップでも取り扱いが多く、ハムスター以外にも爬虫類やその他小動物の飼育などにも最適な、とても人気のケージです。
5種類の「ルーミィ」とそれぞれの特徴
ルーミィには5種類のケージがあります。
名前だけではどれがどんな商品なのか分かりにくいですが、この5つは「大きさ」「セット内容」「カラー」によって商品が異なります。
ケージサイズは小さめがいいか?大きめがいいか?
付属品はついていた方がいいか?なくてもいいのか?
カラーは何色がいいのか?
というのを選ぶ基準にするといいでしょう。
では5つの商品の特徴を紹介していきます。
①ルーミィ(ピンク/ブルー/ブラウン)
まず最初の「ルーミィ」はピンク(またはブルー)のカラー付きで可愛らしいケージです。ペットショップでもよく売られているので、見たことある方も多いと思います。
大きさ:幅45cmタイプ
付属品:あり(ホイールは15cm)
カラー:ピンク、ブルー
どちらも付属品付き(給水器、ホイール、食器、ジョイント)で、「隠れ家付きのステージ」がついているのが特徴的。ちなみにこのステージは取り外し可能です。必要最低限のグッズはついているため、すぐに飼育を始められます。
付属されているホイール(回し車)は直径15cmで、ホイールのシリーズの中では最小サイズのものです。
ケージのサイズは幅47×奥行き32×高さ27.5cm。重量は1.7kg。コンパクトな大きさなのでお部屋にも置きやすいです。
お値段は4500円~5000円ほどでリーズナブルな価格帯です。
ピンクとブルーがメインなのですが、コジマさん限定?でブラウンもあるみたいです!私は実物を見たことがないのですが、気になる方はチェックしてみて下さい。
②ルーミィ ベーシック
「ルーミィ ベーシック」の特徴はこちら。
大きさ:幅45cmタイプ
付属品:なし
カラー:クリアー
こちらはカラーが透明で、ホイールなどの付属品が何もついていないタイプです。
このほかにも商品名に「ベーシック」という名前がつけられているルーミィがありますが、「ベーシック」と名がつく商品はすべて、付属品なし・ケージ本体のみの商品という意味です。その分、価格はお安いのですがホイールや給水ボトルなどは別に購入する必要があります。
「ルーミィ ベーシック」の大きさは幅47×奥行き32×高さ27.5cm。先ほどの①ルーミィ(ピンク/ブルー/ブラウン)と同じです。
価格としてはルーミィのラインナップでは最安値の商品になります。
付属品がない分、重量は1.3kgと表記されています。
③ルーミィ グランスペース クリアー
「ルーミィ グランスペース クリアー」の特徴はこちら。
大きさ:幅45cmタイプ
付属品:あり(ホイールは17cm)
カラー:クリアー
前述の②ルーミィ(ベーシック)の透明なケージに付属品がついたバージョンです。
先ほどの「ベーシック」とは違い、「グランスペース」と名がつくルーミィはすべて、付属品(給水器、ホイール、食器、ジョイント)がセットになった商品です。ケージが透明で、付属品がついているから「グランスペース クリアー」という名前なんですね。
ケージ本体のサイズは①②と同じで、ケージのサイズは幅47×奥行き32×高さ27.5cm。重量は1.59kgとなっています。
コンパクトなサイズ感ですが、付属されているホイールは直径17cmです。このホイールの色がホワイトなのでおしゃれなんです!インテリアには馴染みがいいですよ。
①ルーミィ(ピンク/ブルー/ブラウン)に付属しているホイールは直径15cmなので、それよりもワンサイズ大きいですが、ジャンガリアンでも問題なく使えます。赤ちゃんの頃だと大きすぎるかもしれませんが数ヶ月経って成長すればむしろちょうどいいくらいのサイズになりますよ。
ハムスターの個体差にもよりますが、15cmだと小さいな~というのが個人的な印象です。ハムスターの体に対してホイールが小さすぎると、走っているうちに(遠心力で?)体が飛ばされてしまうことがあるので、少し余裕がある17cmが最適だと思います。
こちらは私が最初に購入したケージなのでレビューもしています。気になる方は読んでみてください。
④ルーミィ60 ベーシック
そしてこちらは私が最近新しく購入したケージ、「ルーミィ60 ベーシック」です。
大きさ:幅60cmタイプ
付属品:なし
カラー:クリアー
「60」というのはケージの横幅が約60cmあるという意味です。それ以外のケージの横幅は約45cmなので15cmほど大きくなったサイズということになります。
外寸サイズは幅62×奥行き45×高さ31.5cm。幅、奥行き、高さ共に大きくなっています。詳しいサイズ比較は後述します。
そして皆さんもうお気づきかと思いますが、「ベーシック」なので付属品なし、ケージ本体のみの商品です。
色は透明で、お部屋にもなじみやすいです。ちなみに60サイズのケージになるとカラーバリエーションは透明だけになります。ピンクやブルーなどのラインナップはありませんが、どうしても色がほしい場合は別売りのホイールや巣箱などでアクセントを付けるといいでしょう。
私は2台目のケージとしてこちらのケージを購入しました。幅45cmのルーミィと比較したレビューを書いていますのでご参考にしてください。
⑤ルーミィ60 グランスペース クリアー
最後は「ルーミィ60 グランスペース クリアー」
大きさ:幅60cmタイプ
付属品:あり(ホイールは21cm)
カラー:クリアー
こちらも「60」なので横幅約60cmの大きめサイズです。(幅62×奥行き45×高さ31.5cm)
そして「グランスペース」なので、付属品つき(給水器、ホイール、食器、ジョイント)の商品です。
こちらがルーミィのラインナップでは1番高価格ですね。
ただ、付属されているホイールは直径21cmです!とても大きめなので、ジャンガリアンを飼育する方は別売りで17cmのホイールを買って交換するのをお勧めします。
私が使っているのは同じくSANKOさんの「サイレントホイール フラット17 クリアー」です。透明なのでケージにも合いますよ。
同じ直径17cmのグリーンもあります↓
ルーミィについてだいたい把握できたでしょうか?
ルーミィケージの選び方3選
「たくさんあって頭の中ごちゃごちゃしてきた~!結局どれを選べばいいの~??」って方のために、整理してみました!自分の目的に合ったものを選んでみて下さい。
(枠内にある商品名のリンクをタップすると、このページ内の説明箇所にジャンプして戻れます。)
選び方① ケージの色で選ぶ
カラー付きのケージ
かわいいカラーのケージがいい!という方向けのラインナップは、通常のルーミィのピンク/ブルー/ブラウン。
※注意点※
カラー付きのケージはどれも幅45cmのコンパクトサイズのみです。
幅60cmの大きめケージが必要な方は諦めて、透明なルーミィ60を選びましょう。ホイール・トイレ・巣箱など、ケージ内に置くグッズでカラーをj取り入れて楽しんで下さいね。
カラーなし(透明)のケージ
透明でおしゃれなケージがほしい!という方はこちら。
ケージの大きさと付属品のあり/なしで選択しましょう。
【ケージの大きさ】幅45サイズ→②or③、幅60サイズ→④or⑤
【付属品の有無】付属品なし→②or④、付属品あり→③or⑤
選び方② 付属品のあり/なしで選ぶ
付属品ありのケージ
ハムスターの飼育が初めて、あるいは付属品もセットで買いたい!という方は、下記の3つから選ぶといいかと思います。
ただし付属されているホイールのサイズは15cm、17cm、21cmと異なるので注意しましょう。
ハムスターの種類別 おすすめのホイールサイズ
ドワーフハムスター⇒15~17cm
ゴールデンハムスター⇒17~21cmがおすすめです。
もちろんホイールの付け替えも可能ですので、ハムスターの体に合ったサイズのものを別途購入して変えるのもOKです!個人的に、ジャンガリアンなら17cmがおすすめです。
付属品なし(単品)のケージ
「付属品はすでに持っている」または「別で買いたい!」という方はケージ本体のみの商品を選びましょう。下記の2つのベーシックタイプのうち、好みの大きさのケージを選ぶといいですよ。
ホイールを別途購入する場合のおすすめ品
ホイールはSANKOさんの「サイレントホイール」シリーズの中から選べばケージとの相性が良く使いやすいです。音も静かでおすすめです!
サイレントホイール フラット17↓
サイレントホイール フラット21↓
選び方③ ケージの大きさで選ぶ
ルーミィベーシックとルーミィ60のサイズはどのくらい違うのか?
ルーミィは大きく分けて2つのサイズ(幅45cmと幅60cm)があるけど、実際どのくらい違うのか、よく分からないよー。
どちらを買うべきか悩む人も多いと思います。
結論から言うと、「迷うなら大きい方を買えば間違いない!」です。
2つのサイズのケージを寸法と写真で比べてみましょう。
<寸法で比較>
付属品なしの「ベーシック」を基準に比べてみました。
ルーミィ ベーシック | ルーミィ60 ベーシック | |
---|---|---|
外寸 | 幅47×奥行き32×高さ27.5 | 幅62×奥行き45×高さ31.5 |
内寸 | 幅39×奥行き26×高さ25.5 | 幅54×奥行き38×高さ29.5 |
トレイ内部の深さ (ケージ下部) | 高さ11.5 | 高さ13 |
前面扉 | 幅25×奥行き11.5 | 幅35×奥行き13 |
天井扉 | 幅35×14.5 | 幅45×奥行き18.5 |
重量 | 1.3kg | 2.8kg |
幅、奥行き、高さはすべて大きくなりますが、数字で見てもいまいちピンとこないですよね。
<写真で比較>
写真で見比べるとこんな感じ!
ちょっと見づらいかもしれませんが、左側の床材が敷いてある方がルーミィ60、右側がルーミィベーシックです。だいぶ違うのが分かりますでしょうか?
詳しい比較・レビューはこちらの記事で紹介しているのでもっと詳しく写真を見比べたい!って方はこちらを見てみてください。
どちらか決まった方は以下を参考に選びましょう。
コンパクトサイズ(幅45cm)のケージ
ドワーフハムスターを飼う方や置き場所の都合でコンパクトなケージがほしい方は通常サイズのルーミィの中から選びましょう。
※ゴールデンハムスターにとっては幅45cmは狭いのでおすすめしません。
大きめサイズ(幅60cm)
余裕のあるサイズでハムスターにのびのび暮らしてほしい方は60サイズがおすすめです!特にゴールデンは成長すると体のサイズが大きくなるため、最初からルーミィ60のケージを購入しましょう。
あとは付属品が必要かどうかで決めてください。
ジャンガリアンでもルーミィ60を勧める理由
ここまで選び方の一例をご紹介しましたが、幅60cmサイズはゴールデンハムスターだけでなくジャンガリアンハムスターにも適していると思います。
ケージ内に物をどれだけ置くかにもよりますが、巣箱・お風呂・トイレ・ホイール・給水器・食器と意外とたくさんスペースが必要です。
広すぎるとハムスターが落ち着かないのではないか?とも思いましたが巣箱など隠れられる場所を数ヶ所作ってあげるなどして工夫すれば快適に過ごせます。小夏も慣れてからはとても楽しそうです♫
重くて大きい分デメリットもありますが、自由度も高くなり飼い主側のストレスも減ります。私は最初から60サイズにすればよかったな〜と思ったくらいです。これから飼い始める方や買い替えを検討されている方には60サイズを強くおすすめします!
もちろんルーミィでなくても、グラスハーモニーなど別のメーカーさんのものでも構いませんが、大きめのサイズをぜひ検討してみてください。
そしてケージが決まったら、他の飼育用品も取り揃えていきましょう。こちらの記事では「ハムスターの飼育に必ず必要になるもの」をチェックリスト形式にまとめています。
参考になったら嬉しいです!
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