こんにちは!ユナです。
今回はハムスター飼い主さんの床材に関するお悩みを解決します。
ハムスターの床材としてキッチンペーパーって実際どうなの?
使ってみたいけど、どうやってカットすればいいのか分からないよ~!
キッチンペーパーはとてもおすすめだよ!詳しいカット方法を写真付きで解説するね!
私が一番気に入っているハムスターの床材は「キッチンペーパー+市販の紙製床材」の組み合わせです。
市販のものだけでなくキッチンペーパーも床材として取り入れると、ハムスターの健康管理に役立ちますし、飼い主さんにとっても「安く済ませられる」というメリットがありますよ。
おすすめのキッチンペーパーもご紹介しますので、この記事を参考にぜひ床材の候補に入れてみてください。
キッチンペーパーを床材にするメリット&デメリット
床材として最もおすすめなのがキッチンペーパーです。私は実際に獣医師さんからも推奨されました。
なぜならキッチンペーパーには床材として多くのメリットがあるからです。
メリット①吸湿性に優れる
キッチンペーパーはウッドチップよりも吸湿性に優れます。湿気に弱いハムスターにとっては大きなメリットです。
メリット②アレルギーの発症リスクが低い
ウッドチップだとアレルギーの発症リスクがありますが、紙製の床材ならアレルギーの心配はほとんどありません。
メリット③体調不良に気づきやすい
白いキッチンペーパーを使用すれば、出血や下痢などの汚れが分かりやすいため、体調の変化に気づきやすくなります。
出血だけでなく下痢もハムスターにとっては大変危険な症状ですので、早く気づいて病院に連れていく必要があります。病気の早期発見にもキッチンペーパーがとても役に立ちます。
メリット④頬袋の中で引っ付きにくい
ハムスターは床材を口にくわえて巣箱に持っていき巣作りをします。ティッシュのような柔らかすぎる床材だと、頬袋の内側に張り付いて取り出せなくなってしまう危険がありますが、キッチンペーパーは張り付きにくいです。
サイズをあまり細かくしすぎなければ、問題が起こることは少ないと思います。私もずっとキッチンペーパーを使用していますがこれまでに困ったことはありません。
メリット⑤安い&手に入りやすい
ペットショップまで行かなくとも、スーパーやドラッグストア等で簡単に手に入ります。 値段も4ロールで300~400円ほどですので経済的です。
週に1度はケージを大掃除するため、結構な量の床材が必要になりますが、キッチンペーパーなら惜しみなく使えます。
デメリット❶手間がかかる
一番のデメリットは「切る手間がかかる」ということです。2週間に1回、20〜30分の時間を確保する必要がありますが、それが許容できでばぜひキッチンペーパーを取り入れてみてほしいです。
デメリット❷ボリュームが出にくい
キッチンペーパーだけだとフワフワ状態にはなりにくいです。大量に入れればいいのですが、それだと消費量がすごいことに…
夏はこれだけでも十分だと思いますが、冬の寒さが厳しいときは市販の紙製床材と混ぜてボリュームを出してあげるといいです。
キッチンペーパーのサイズと使用量の目安
おすすめは5cm×1cm程度に小さく切ることです。そして1回に必要になるのはキッチンペーパー25枚分くらいの量です。
メリットがたくさんなキッチンペーパーですが、そのままケージに敷くだけでは床材として不十分です。細かくカットすることでクッション性が上がってケガ防止につながりますし、巣作りもしやすくなります。
詳しい切り方を写真付きでご説明します。
床材として適切なサイズ
私が普段カットしているサイズは幅5cm×高さ1cmほどの長方形です。多少のばらつきはありますが、ジャンガリアンにはこれくらいがちょうどいいように思います。
以前は幅4cm×高さ2cmくらいにしていましたが、それよりも細長くしたほうが巣作りしやすそうでした。
1つのケージに必要なキッチンペーパーの量
キッチンペーパー:1ロール(100枚)をすべて「幅5cm×高さ1cm」にカットすると、「ジッパー付き袋(大サイズ)2袋分」くらいになります。
ルーミィ60の底に敷き詰めると、1袋の半分くらい使用することになります。単純計算すると「キッチンペーパー25枚分」程度になりますね。
ケージの大掃除が週に1度なので、月4回大掃除すると考えれば、だいたい「1カ月につき1ロール消費する」くらいの量です。
冬は防寒のため厚めに敷くのでこれより消費量は増えますし、床材に潜るのが大好きなハムスターなら季節を問わず少し使用量が増えるかもしれませんので、あくまでも目安としてください。
ちなみに私は市販の紙製の床材とキッチンペーパーを混ぜて使用しているので、キッチンペーパーの1回の量は15枚分くらいかなと思います。
続いては気になるキッチンペーパーの切り方をご紹介します!
キッチンペーパーを床材用(5cm×1cm)に切る方法
私ははさみを使ってカットしています。大掃除のたびに切るのは大変なので、時間があるときに1ロール分(または半分)をまとめてカットして、袋に入れて保管しています。
キッチンペーパーを切るときは手指のケガにご注意くださいね。
所要時間
だいたい20~30分あれば、ある程度(2週間〜1ヶ月)の床材ストックができます!
私は1度に何枚か重ねて切っているのですが、それでも時間は多少かかります。ハサミをずっと使うことで手も痛くなってくることがあるので、無理せずに行いましょう。
用意するもの
- キッチンペーパー
- ハサミ
- ジッパー付き袋(大サイズ)1~2袋
ジッパー付きの袋に入れておけば湿気から守ることができるのでぜひ用意してください。
100円均一のハサミだと物によっては小さかったり手が痛くなりやすいので、大きめで疲れにくそうなハサミがおすすめです。
私が使っているのは「フィットカットカーブ」という商品です。ドラッグストアに立ち寄った際についでに買ったものなのであまり期待していませんでしたが、なかなか気に入っています。
刃がカーブしているため、ハサミのどの位置で切っても切れやすいという特徴があります。サイズはそこまで大きくないのですが、持ちやすくておすすめです。
ハムスター用品の袋を開封するときなど、結構な頻度でハサミを使うことがあるので、飼育用に1つ買ってそばに置いておくと楽ですよ。
キッチンペーパーの切り方
私がこれまでに試行錯誤を繰り返してたどり着いた、一番ラクに早く切る方法はこちらです!
【キッチンペーパーを切る手順】
- ジッパー付き袋を開けて広げておく
- キッチンペーパーを8~10枚くらい重ねて整える
- 半分に切る(1/2にする)
- さらに半分に切る(1/4にする)
- さらに半分に切る(1/8にする)
- そこから短冊状になるように細かく切っていき、同時にジッパー付きの袋に入れていく。
手順①ジッパー付き袋を開けて広げておく
袋の口の部分を外側に折り返してから広げると自立しやすいです。
手順②キッチンペーパーを8~10枚くらい重ねて整える
1枚ずつ切るのはさすがに大変なので、何枚か重ねて切ります!でも最初は無理せず3~5枚程度から始めてみてくださいね。
私が最高で何枚まで一気に切れるか試したところ、13枚までは大丈夫でした!それ以上は切りづらかったです。
私が使っているキッチンペーパーは正方形ではなく長方形です。長い方の辺が横になるように置きます。重ねた後は、端っこを揃えて整えましょう。
まずはここから大まかに切り分けていきますが、全体像としては下の写真のイメージです。赤線に沿って切り分けて、1/8の大きさにしていきます。
手順③縦に半分に切る(1/2にする)
まずはタテに半分に切ります。キッチンペーパーに柄や線が付いていれば、だいたい半分になるところが分かるので、そこを目安にハサミを入れます。
切り進めていくうちに、重ねたキッチンペーパーがだんだんズレてくるので、左手でキッチンペーパーを押さえながら切っていきましょう。
手順④横に半分に切る(1/4にする)
半分にしたものを、今度はヨコに半分に切って上下に分けます。
手順⑤さらに横に半分に切る(1/8にする)
さらにヨコに半分に切り分けます。これで元の大きさの1/8になりましたね。
手順⑥そこから短冊状に切り、ジッパー付きの袋に入れていく。
ここまで来たら、1cmくらいの間隔でタテにハサミを入れ、短冊状に切っていきます。
写真では切り方が分かりやすいように床の上に置いていますが、実際は手順①で準備した袋の上で切りましょう!切ったものがそのまま袋の中に入って溜まっていくのでラクです。
↓こんな感じで床にあぐらをかいて座り、太ももに残りのキッチンペーパーを置きつつ切っていくのが私のスタイルです。(笑)
あとは他の断片も同じように短冊状に切っていき、ジッパーを閉じて完了です!
袋がいっぱいになったら、空気を抜いてジッパーを閉めましょう。
商品によっては紙が柔らかかったり、1枚のサイズが違ったりして、これと同じようには切れないかもしれませんが、参考にしてみて下さい。最初に切るときは少量の枚数から切って試してくださいね。
私のお気に入りのキッチンペーパーは「ネピア 激吸収キッチンタオル」です。ほどよくハリがあって、重ねても切りやすいです!
まとめ
この記事ではキッチンペーパーをハムスターの床材にすることのメリットや使用量、切り方の詳細をお伝えしてきました。
キッチンペーパーを床材にするメリット
メリット① 吸湿性に優れる
メリット② アレルギーの発症リスクが低い
メリット③ 体調不良に気づきやすい
メリット④ 頬袋の中で引っ付きにくい
メリット⑤ 手に入りやすく経済的
適切なサイズと使用量の目安
サイズ:幅5cm×高さ1cm
使用量:1回(1週間)につきキッチンペーパー25枚分(1カ月に1ロール程度の使用量)
キッチンペーパーの切り方
- キッチンペーパーを8~10枚重ねて整える。
- 1/8のサイズまでカットしたら、短冊状に細かく切っていく。
- ジッパー付き袋に入れて保管する
キッチンペーパーはこんな人におすすめ!
- ハムスターの健康チェックがしやすい床材がいい人
- ハムスターに快適に過ごしてほしい人
- 近所のお店ですぐに買える床材が欲しい人
- 床材にかかる費用をできるだけ抑えたい人
- ハサミでカットするのが苦にならない人
キッチンペーパーは安全性が高く、獣医さんにもおすすめされるほどの優秀な床材です。そして市販の床材よりも安く、近所でも購入しやすいので飼い主さんにとっても優しい商品です。 ぜひ取り入れてみて下さい。
「なんか物足りない」なら市販の床材と組み合わせよう!
そんな最強床材・キッチンペーパーですが、これだけだと「ボリュームに欠ける」というイマイチな点もあります。
「もっと厚みを増してふかふかに、暖かくしてあげたい」という場合は、市販の紙製の床材と混ぜて使用するのをおすすめします。私は寒冷地に住んでいることもあり、市販の床材と混ぜてふかふかの床材にしています。
市販の床材をたくさん試してきた結果、最近使ってみてよかったものは「KAMIYUKA ふんわりペーパーマット」です。柔らかさがあり、ボリュームも出るのでとてもおすすめです!
以前はマルカンの「やさしいペーパーマット」を使っていました。
こちらも「KAMIYUKAふんわりペーパーマット」と似たような感じですが、たまに硬い塊のようなものが混じっているのと、粉塵が少し多めに感じました。あと商品によってはなんだかしけっているように思えることもありました。(店舗の在庫管理の状況がよくなかったのかもしれません。)
結局私はKAMIYUKAの方に切り替えましたが、悪くはない商品でしたので気になる方は試してみてもいいと思います。
その他の床材もレビューしていますので気になる方はこちらもぜひチェックしてみてください。
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