【ご報告】飼っていたハムスターがお空へ旅立ちました

ハムスターの旅立ち ブログ日記
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皆様にご報告させてください。

2023年3月4日(土)10:18

小夏が2歳8ヶ月の生涯を全うしました。

出会ったのは2020年8月。

2年半ほど一緒に暮らしました。

このブログを立ち上げるきっかけにもなった子です。

小夏

出会ったときから指をペロペロしてくれて、初めましての人にも一度も噛むことがなかったほど、とても優しい子でした。

ペレットやお野菜も大好きで、ご飯をたくさん食べてくれました。

トイレもしっかり覚えてくれて、ダイエットにも取り組んで成功できました。

ハムスターはあまり鳴かない動物ですが、よく「キュッキュッ」と鳴いて喜びを表現してくれる、感情豊かな子でした。

お風呂の容器の上や横に挟まってお昼寝したり、立ち寝したり、寝言を言ったり、、回し車をユニークな方法で回したり。よく飼い主を笑わせてくれました。

立ったまま寝るハムスター
挟まったまま寝るハムスター

甘い物があまり好きではないところは飼い主の私と似ていて、なんだかとても愛おしかったな。

いろんな話もしたりして、私の家族であり親友のような存在でした。

本当に本当にたのしい時間でした。

普段は面倒くさがりな私が、毎日のご飯やお世話、週に1度のケージの大掃除など、2年半ずっと続けてこれたのは小夏が私の生活の一部であり、中心になっていたからだと思います。

 

2歳を過ぎても大きな病気をすることはなかったのですが老化によりだんだんと動きがゆっくりになり、背中に少し脱毛も見られるようになりました。

夜も寝て過ごす時間が増えました。

それでもちゃんとごはんを食べて散歩したり、大好きな回し車にもよく乗ってくつろいだりゆっくり回したりして、穏やかな時間を過ごしていました。

ご飯を食べるハムスター
回し車でくつろぐハムスター

しかし2023年2月中旬ころから、外に出たがらなくなりました。

数日後、体重測定など健康チェックをするために外に出したところ、左頬あたりが脱毛してプクッと皮膚が膨らんでいるのを発見。

翌日に病院へ行きました。

獣医さんからは「もしかしたらガンかもしれないし、そうではなくて頬袋の内側で炎症が起きているだけなのかもしれない」と言われ、とりあえず消炎剤で様子を見ることになりました。

お薬は好きではなさそうでしたがそれでも食べてくれていました。

でも腫れは引かず、大きくなっているようにも見え、脱毛も進んできていました。

へやんぽ中のハムスター

1週間後、再度病院へ。

おそらくガンだろう、という診断でした。

幸い、腫瘍の痛みは感じていないだろうとのことでした。

しかし年齢を考慮すると抗がん剤や手術などの治療はできないという判断で、緩和ケアしていこうということになり、同じお薬をもらって帰宅しました。

 

ところが家についてケージに戻した直後、体調が急変しました。

後ろに急にひっくり返るような仕草を何度も繰り返し、息が苦しいのか「プツ、プツ」のような鳴き方をしていました。

急いで抱っこし、小夏がひっくり返らないよう手で支えつつ「大丈夫だよ、大丈夫だよ」とゆっくりなでていたら、ふっと落ち着いてきて、ゆったりと私の手のひらでまどろんでいました。

 

もう長くないかもしれない、と思ったのでそのまま抱っこしてなでながら、

一緒に過ごした日々のことや幸せをたくさんくれたこと、楽しかった思い出、お空に行ってからのことなど、とにかくずっと話しかけました。

ありがとうもたくさん言いました。

そうしているうちにだんだん息が弱くなり静かに旅立っていきました。

急変してから10〜15分ほどの出来事でした。

 

いつか来るとは分かっていた最期。

「もうそろそろかもしれない」という不安と焦りでこの数週間は心がずっとピンと張り詰めていました。

ご飯や掃除、投薬など私ができることは最大限ケアしましたが、病気を治してあげることだけはできず、だんだんと弱っていく姿をただ見守ることしかできないというのは本当に心苦しかったです。

 

亡くなった日の朝、病院に連れて行ったことがストレスになってしまったのかな?

病院に行かなければもう少し長く一緒にいられたのかな?

という後悔も感じます。

今でもまだ大きな喪失感があり、これを書いていて涙が出てしまいます。

ただ、最期の瞬間はちゃんと手のひらで見守ってあげられたこと

たくさんお話しして「ありがとう」と伝えられる時間をくれたこと

それが救いです。

 

小さな体で、その短い生涯を持って、命の儚さや大切さ、優しさや愛おしさを教えてくれました。

ハムスターの寿命は短く、特に私の住む寒冷地では1年半ほどしか生きられない子がほとんどだそうです。

そんななか、2年8ヶ月も生きてくれた小夏は本当にすごい!と獣医さんからも褒めていただけました。

本当によく頑張ったね、小夏。

手乗りハムスター

『虹の橋』の物語はご存じの方も多いと思います。

小夏は今ごろ虹の橋にいて、病気から解放されて元気な体で、暖かいところでおいしいものをいっぱい食べたり走り回ったりお昼寝したりして楽しんでいると思います。

キャベツを食べるハムスター
かじり木をかじるハムスター

ペットを亡くすのはとても悲しいですが、亡くした悲しみよりもその子が与えてくれた幸せのほうが何倍も何百倍も大きいです。

また会えたときに「わたしも頑張って生きたよ!」「こんな楽しいことがあったんだよ~!」と報告できるようにしたい。

小夏が生きたかった「今日」という1日を大切に、大事に生きていこうと思います。

お手するハムスター

このブログは続けるつもりです。

小夏と共に過ごした思い出であり、小夏が生きた証です。

ここ最近は更新がストップしておりましたが、まだまだ書きたい記事がたくさんあります。

これまで小夏に学ばせてもらったことの中には

ほかのハムスターの飼い主さんのお役に立てるヒントがあるかもしれない。

幸せに暮らせるハムちゃんが増えるかもしれない。

そんな期待も込めて、更新していきます。

ハムスター 仏壇

ここまで読んでくださってありがとうございました。

Twitterでもたくさんの方から温かいお言葉を頂き感謝しています。

このブログを読んでくださっているあなたに、小夏を愛してくれたすべての皆様に、心からお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

↓これが小夏を撮影した最後の動画となりました。

時々小夏を思い出していただけたら嬉しいです。

これからも宜しくお願いいたします。

2023年3月22日

サイト管理人
ユナ

夫と2人暮らしの動物好きな主婦。これまでにジャンガリアンハムスター4匹の飼育経験あり。ハムスターとの穏やかな暮らしや飼育に関する情報を発信中。

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